「コロンバス」のコゴナダ監督の最新作にして、A24配給作品。
感想を言語化しにくい、ある意味難しい映画でした。
それは、今作が明解な答えを出す映画ではなく、事象や記録を積み重ねることで派生してい…
すごく面白くてよかった。
ヤンの記憶から描かれる人の営みが、もう喋ることの出来ない彼自身を語っているようで、意味の重なる作品だった。印象的なシーンは数ある。ただ、あげるならダンスバトルを行うところ。…
静かなSF映画です。
小津安二郎監督へのオマージュとも言われていますが、淡々としているから小津と言われると、そこはちょっと違うような気もします。
画角を変えたり、オープニングでダンスシーンを入れてく…
Sound design is so good and Yang’s memory really hit me. You also can see a “A-are we okay?” Colin …
>>続きを読む映像と音楽は期待を超えてくる素晴らしさでした。
ストーリーは元から映像害さなければ、満足ぐらいの気持ちで見ましたが、
思いの外、そーゆースタンスで驚きました。
ラストの終わり方◯
何が言いたいの…
美しい映像と音楽で心が洗われました。
残念ながら作品が伝えたいメッセージを汲み取ることができませんでしたがそれでもいいのかな、と感じる作品です。
緑がとにかく美しかったなぁ。アンビエント系の音楽…
ここまでロボットを人間と対等に描くことで停止してしまったときの喪失感を描いた作品があっただろうか?ロボットが停止したことで渦巻く家族同然の存在の喪失、AIの存在意義、そして、記録の探究による記憶への…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
粉茶なんて雑な交じり方じゃだめなんだよ。
異なる種類の茶葉を形を変えずにブレンドして、新しいお茶の味を創り出す。
移民問題、養子縁組家族のありようを接ぎ木をたとえに説くシーンに、コゴナダ監督のニュー…
近未来の世界でも残る偏見や差別
人種や血縁から解き放たれたように見えるAIロボット、ヤンの記録と記憶と愛を巡る旅
彼の"目"を通して見える世界はどこまでも純粋で無垢で美しく優しさに溢れていた
残酷な…
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