サイード・ルスタイ監督
ナセル役ナヴィド・モハマドザデーさん
Q&A付き
フィルメックスでは上映されなさそうなタイプのイラン映画だと思い見てみました。
監督自ら私は社会派だと語っていた通り、
ただ…
第32回東京国際映画祭 17本目
イランの麻薬組織を壊滅させるべく、警察と犯罪集団の攻防戦を描いた作品
ジャンキーの溜り場に警察がガサ入れし一網打尽にその場にいた者たちを取り押さえるけど、イラン…
東京国際映画祭で鑑賞しました。
TIFF矢田部ディレクターが推してらっしゃったので、初めてイラン映画を観ました。
予想以上に、疾走感あり、全体のクオリティも高く、一気に作品の中に引き込まれて楽し…
犯罪物も神経症的な人物らが絡む物が多くなってる昨今、これもそのヴァリエーションにも見えるが、もっと骨太の作品の方向を持ってて、紆余曲折あっても観客は行末を案じることなく安心して見れる頼もしさが…
>>続きを読む社会の根っこに蔓延る犯罪問題に側面から切り込む事で顕現してくる諸々の内情。それらが機能していたかとなると疑問符を付けたくなってしまうが、少なくとも映画祭ガイドに「イラン警察とドラッグ組織の対決を描く…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
TIFF鑑賞。
数年後、なにか記憶に残るだろうかと考えるとそんな思い浮かばないのだけど、クライムサスペンスとして良質で鑑賞時間も2時間超えとは感じず。
主人公の熱量有り余る行動(行き過ぎた取り調べ…
冒頭、キアロスタミ「クローズアップ」を思わせる車にテンション上がる。
全体的に期待通り、イラン映画独特の疾走感!
やはりかなり好き。
と思ったんだけれど、ストーリーとしてはまるでレミゼラブルのよう…
これはすごい映画です。その凄さもいくつかの点をあげていきたいと思います。
まずテーマがイランの麻薬事情を描いていること。
麻薬戦争映画といえば、『フレンチ・コネクション』『トラフィック』『ボーダーラ…
先月観た韓国版『毒戦』然り、『ボーダーライン』シリーズ然り、東西を問わず未だに世界中で作られるドラッグを巡る戦いの映画や小説。そんな中でも異色といえそうなのがイランで作られた本作。国によって目線が…
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