大塚明夫のナレーションバージョンにて
映画に関する授業をとっていたら必ずラ・ジュテの話を聞く。そのくらい映画の歴史の中で大きな存在のものだと思っていたから、つい見るのを遠ざけていた。
実際は30分…
このレビューはネタバレを含みます
セリフと動き無しでも疾走感や空気感が伝わってくる
時間は過去にとらわれる男を裁く一方で、壊滅的な世界を時間を旅する技術を有するくらいに発展させることもできる。
絶対的な存在である時間の二面性が表現さ…
このレビューはネタバレを含みます
映画を観ていたはずだが、味わう余韻は小説を読んだ後にくるそれに近い。挑戦的な表現方法だけど、気を衒っているのでは無く、この話を演出する上で一番適した表現だったと思う。スライドの速度も絶妙で、場面に応…
>>続きを読む映画はやはり映像で魅せる芸術だと思っているから、あえて全てを写真で表すことで、映像表現に勝る芸術的価値を見出せるのかっていうのをまず考える必要はある。(と思う)
たしかにこれはいわゆるSFの世界線で…
トリガーワーニング/ジャンプスケア:なし
これはすごい。ほぼ静止画とナレーションのみで構成されている上、白黒なので情報量が少なく抑制されているがラストはとても叙情的。心に残るような苦い後味を残す良…
時は第三次世界大戦後。汚染物質が蔓延している地上に代わり人類は地下で生活することを余儀なくされている。地下世界では科学者による実験(被験者にアイマスクを被せ電流か何かを送ることで過去-未来を行き来さ…
>>続きを読む写真の連続だからこそできる、大胆なカットの切り返し。内容も面白かった。ただ、そこは映像でやった方が良いんじゃないか?と思うようなシーンも。まぁ、(ほとんど)写真だけでやろうというコンセプトなのだろう…
>>続きを読む⚫︎30分の短編映画では過去最高。
⚫︎静止画だけで構成されるモンタージュ。押井守監督のビューティフルドリーマーの静止画演出はここから来ていたのか!
⚫︎一度だけ女性が動くシーンがアクセントとなり、…