罪と罰に投稿された感想・評価 - 30ページ目

『罪と罰』に投稿された感想・評価

taketakana

taketakanaの感想・評価

3.0

カウリスマキ色がまだそこまで顕著に出ていないですし、若さも垣間見れます。
最近のよりも文学的です。(題材が罪と罰なのだから当たり前でしょうが)
ただ、このころからペロンパーが出ていることや、本当の意…

>>続きを読む

カウリスマキのデビュー作なんですね。
こういう文学超大作っていうだけでビビって避けておりました。

ですが、そこはカウリスマキ。
はじめから、カウリスマキの作風っていうものがもうあったのですね。
最…

>>続きを読む
あつみ

あつみの感想・評価

3.4
「殺ったかどうかズバリ聞けよ」
『殺ったか』
「答えない そっちで調べろ」

このやりとりにおもわずふいた


こんなにも観やすくない映画は初めて。独特の雰囲気で、かなり集中しないとこの世界は理解できない。
sho

shoの感想・評価

4.0

アキ・カウリスマキの処女作。

本作にも、最新作にも、作品に一貫性があり、アキ・カウリスマキの主義が滲み出ていた。

"汝は塵にすぎん、塵に帰るのだ"
この台詞はニクい。ただ、これほど相応しい台詞…

>>続きを読む
kajiwaratk

kajiwaratkの感想・評価

3.0

2014.12.30 DVD
ドフトエフスキーの『罪と罰』を脚色したカウリスマキ監督の処女作。
いつもながらの陰鬱な雰囲気と主人公の心の動きが掴みづらい独特の作風。この説明不足感とさっぱり感はすでに…

>>続きを読む

食肉工場で働く男ラヒカイネンは、ある日、中年男の跡をつけ、電報と偽ってドアを開けさせ、そのまま銃殺する。そこに訪ねて来たケータリング店の店員エヴァは、その直後を目撃し、彼女が通報。奇妙な殺人事件に巻…

>>続きを読む
そこまでおもしろくはないけど味がある。
原作とはかなり違うようだった。

このレビューはネタバレを含みます




"俺が殺したかったのは道理なんだ。人ではない。
この殺人は間違いだった。
虫けらを殺したために、俺まで虫けらになってしまった。"
原作のファンとしてはさらっとしすぎる印象もあるが、カウリスマキらしい美しい映像と雰囲気は数ある映像化作品とも一線を画す。でもでもやっぱり、、ラスコーリニコフが薄毛なのは致命的。
ドフトエフスキーの古典小説を翻案してカウリスマキが映画化
恥ずかしながら小説の方を読んだことがないのでまた読みたいと思った。

あなたにおすすめの記事