カウリスマキ色がまだそこまで顕著に出ていないですし、若さも垣間見れます。
最近のよりも文学的です。(題材が罪と罰なのだから当たり前でしょうが)
ただ、このころからペロンパーが出ていることや、本当の意…
カウリスマキのデビュー作なんですね。
こういう文学超大作っていうだけでビビって避けておりました。
ですが、そこはカウリスマキ。
はじめから、カウリスマキの作風っていうものがもうあったのですね。
最…
アキ・カウリスマキの処女作。
本作にも、最新作にも、作品に一貫性があり、アキ・カウリスマキの主義が滲み出ていた。
"汝は塵にすぎん、塵に帰るのだ"
この台詞はニクい。ただ、これほど相応しい台詞…
2014.12.30 DVD
ドフトエフスキーの『罪と罰』を脚色したカウリスマキ監督の処女作。
いつもながらの陰鬱な雰囲気と主人公の心の動きが掴みづらい独特の作風。この説明不足感とさっぱり感はすでに…
食肉工場で働く男ラヒカイネンは、ある日、中年男の跡をつけ、電報と偽ってドアを開けさせ、そのまま銃殺する。そこに訪ねて来たケータリング店の店員エヴァは、その直後を目撃し、彼女が通報。奇妙な殺人事件に巻…
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