「人間の愚かさと戦争の不毛さ」
不穏な緊張感があって、霧が湖に立ち込めている場面、夜霧の中、湖水を渡るシーンはとても美しいです。朽ちた屋敷の夕闇の中、次々に燭台が灯ります。若狭姫の能面のような顔。白…
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溝口健二作品初めて観た。
面白いし凄い。
諸行無常を1時間半で表現したと言う感じ。
途中からめちゃくちゃ見入ってしまった。
京マチ子の能面みたいな不気味で妖艶な顔と動きが良かった。ホラー映画の側面…
源十郎は大金を手にし金に欲深くなる、不相応な利益を求めた結果、狙われ取り憑かれたのだろう。
宮木の「家族3人穏やかに暮らせたらそれだけでいい。」その言葉がぽかんと浮いてしまったようなそんな終わり方
…
スコアつけるの難しいな。古い映画は。
フォロワーさんがレビューしていて気になったので、アマプラで鑑賞。
私の知ってる雨月物語とはストーリーが違っててこれはこれでよかった。
江戸時代の人は雨月物語を…
溝口健二監督の白黒映画。
第13回ヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞受賞作品。
琵琶湖の畔で暮らす源十郎は、農業をしながら焼き物を作り町に売りに行っていた。長浜に秀吉の軍勢が攻め込んでいるのを知った源十…
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素晴らしかった。「これが世の中というものでしょうねぇ…」というセリフにかなりの説得力を感じた時点で、とても意義深い映画だと確信。
あまりに普遍的なテーマだけど、映像にすることの価値が際立ってたと思…
このレビューはネタバレを含みます
娘と百姓が話してるショットでババアのオーバーショルダーショットが死ぬほど不気味
ババアは微動だにもせず照明も当たってなくてこの世のものとは思えない
日本で撮られてるとは思えない映像
同じ世界には見…