妖艶な雰囲気が魅力の怪談。
江戸時代の小説『雨月物語』原作。
ひと息、と思うと、災難が立て続けに起こる。若狭姫が現れてからの展開に引き込まれた。
モノクロながら、映像から充分伝わる美しさと妖艶な雰…
もう大人だから怖くないもん!
と言うことで幼少期に観たトラウマ映画を克服していこうと再見。
これは怖くなかったですね。
というかどこが怖かったんだろう幼少期のオレ。
しかし画面がキまってます。…
歌舞伎のようなお話。
侍を目指す藤兵衛と美しいお姫様に心を奪われる源十郎。
欲とお金と怪談物語。
不気味で美しい屋敷とお姫様の哀しさが、怪談となって描かれている。
最後に一度、死んだはずの妻が現れ…
子供の頃なんとなく退屈そうな白黒映画だと思っていたが、次から次へやってくるピンチに何度見ても戦国時代って危険すぎて全然目が離せねぇやっ!!てなる、最初の30分。掴みはバッチリだ。
原作の大ファンだが…
映像の「語り」の力が物凄い歴史的傑作。
立身出世、欲に目が眩んだ男たちが破滅していく様と、その妻たちが犠牲になってしまう物語は、現代人の視点からは、正直新しさはない。(当時は革新的だったのかもだが…
戦によって乱れる暮らし、心。
男は欲に目が眩み、愛すべき存在を忘れ、過ちをおかす。女はその男を愛してしまったが故に苦しみ、堪え忍ぶ。
男が目を覚まし後悔する時にはもう、女は取り返しのつかない傷…
溝口監督の代表作。「近松物語」「山椒大夫」と比べてさほど好きではないけれど、監督特有のゆったりとしたカメラワークでストレスフリーな視聴体験でした。
タイトルから内容を察しづらいですが、侍になりたい…
名作とは言え、これだけ古いと面白くないんじゃないかと思って視聴したら。いやはやとても面白かったですね。
まあ源十郎も藤兵衛も馬鹿なのが現代的にはツラいけど。
朽木屋式の怪異は泉鏡花の草迷宮とか高野…