〖1950年代映画:小説実写映画化:時代劇:大映:日本名作映画集:ATB〗
1953年製作で、上田秋成の同名小説に収録された『浅芽が宿』『蛇性の婬』の2篇とギ・ド・モーパッサンの短編小説『勲章』を加…
これ以上無い傑作。
全てのショットが洗練され過ぎてる。
光と煙と動く人物と立ち位置。
音。全てに感動した。
弟が最初に武士の館に行って家来にして欲しいと頼み込むシーンの冒頭。ただただモブの武士たちが…
「貴方さえいれば他には何も…」
グッ、切ない!
バッキバキに決まってる絵。
どれだけ構図に時間をかけてるんだろと想像してしまう。
しかもCGが無い時代のシームレスなロケーション場面転換で「ギョッ」…
京マチ子が凄すぎるがよく考えたら羅生門のときも同じ感想を抱いている。
源十郎を屋敷に連れて行くために迎えに来たときの「ニタ〜ッ」とした微笑み、凄すぎる。
こんなんあらすじ知らなくてもこの麗人が妖だ…
身の丈に合ったふるまいって大事ですね。
ついついジェンダー的な視点で見てしまいますが、やはり男性たちが欲望を追求し、女性が国で待っているという状況は家父長制が常識なんだな~と感じますが、女性のつらさ…
宮木の流した一滴の涙。あれがずっと脳裏から離れてくれない。
出世だの金稼ぎだの「妻のため、子のため」という大義名分の下にエゴイズムを振りかざす男性たち。その犠牲となり、辱めを受けたり命を落としたり…
強姦され殺される妻のお春、その間亡霊貴族と蜜月になる夫の源十郎。
敵陣武将の首をとって成り上がる小藤太、その妻おときは身売りに。
大まかには欲望に従うと罰が下り、耐えると救済されるみたいな奴隷道徳…
4Kデジタル修復版DVDで鑑賞。マーティン・スコセッシが修復に参加。何回か観てるんですがかなり汚いバージョンで観ていて着物の柄やセット照明までしっかり観れてない。今回の修復でかなり細部まで観れて本作…
>>続きを読む人生で見た映画で1番画質悪かった。
だけどそんなことも気にさせない京マチ子様の美しさと妖艶さ。
カメラワークも構図も洗練されていてどこを取っても絵になる。
特に琵琶湖を舟で渡るシーンのおどろおどろ…
2025年7月 映画館にて鑑賞
凄かったなぁ京マチ子。
能面の女性みたいな笑みだった。
フィルムシアターで鑑賞。
白黒フィルムで黒い雨いっぱいで、最初は観るに堪えられるかと思ったけれど、京マチ子…