このレビューはネタバレを含みます
大人になったいま昔家族とどのように過ごしていたんだろうか?とふと振り返ったりすることもすくなったいま、この作品を見て、ああなんか親戚のおじさんととしまえんに行ったなあ、とか色々思い出したりもさせても…
>>続きを読むあんたにはプライドがないの、と弟をなじる姉の姿に、ああ尊厳を保つとは as is と should be の差分を埋めようとする人間の営為なのだなと気付かされる。この映画に出てくる誰もが現実のありよ…
>>続きを読む「はちどり」と比較されるのにひどく納得。
子どもの頃の、学校が休みなのにも飽きてきた8月中旬くらい(8月下旬まで行くと「宿題終わらんし学校行きたくねー」になる)のひどく長く感じた夏休みの日の昼下が…
夏時間、とても良い映画でした。夏休みにオクジュ周辺に起こる出来事を丁寧に・でも淡々と描いてるのがとても良かった。そして懐かしい気持ちにもなった。蚊帳とか、自分が小さい頃にも滅多に見なかったかもなー。…
>>続きを読むヤンヤン夏の思い出を彷彿とさせる傑作。本当に筋らしい筋はなく、映画的な意味での「劇的」なことは何一つ起こらないが、普通に暮らしている人たちが経験するであろう出来事が丁寧に描かれ、その瞬間の機微を鮮明…
>>続きを読むそうだった、夏休みの感じはこんなだったなあとか、実家の光や時間の流れ方ってこんなだったなあとか(経験してなくとも)思わせてくれる。
音の使い方もリアルで、少しドキュメンタリーみたいだなと思った。
主…
このレビューはネタバレを含みます
2021.03.13
祖父の家を訪ねた時の、非日常にいる高揚感と少しの居心地の悪さ。居場所を見つけるみたいに家探しした時間。自分の日々の手伝いや気遣いが、年下の弟の一瞬の愛嬌で塗り潰された時のやり…
ユーロスペースで見てきました
物語のスピード感、心地よかった、、
一見よくあるような夏休みの話なんだけど姉弟父叔母そしておじいちゃん、セリフ数じゃなくて役者さんの表情とか動きからそれぞれの気持ちだ…
予想していたけど、大好きなやつだった。韓国映画の傑作に多い、会話と映像だけで、きちんと解きほぐすように物語を進めていく作品。夜と昼の切り替え、それぞれに流れる時間はたしかに違って、夜は少しだけ解放さ…
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