とっても良い映画でした。
すばらしい映画でした。
先日ヤクザと家族を見たこともあってどうしても比べてしまいますが、私はこちらの方が好きです。
一度道を踏み外した人間は、この世界で生きてはいけない…
日本の社会的弱者?がどういうポジションにいるのかが極端に表現されたものだと思いました。
また生きるという行為がいかに難しいのかという・・・観ていて苦しくなる場面も多いですが嬉しくなるような明るい場面…
このレビューはネタバレを含みます
教員をやってると、必ず会うタイプの子がいる。暴力で全部解決しようとする子。その子と同じ顔を役所さんがしていたので、いきなり心のどこかを鷲掴みにされた。すげえな、役者ってさ。
生きてると「困った人」…
登場人物は何かしらのコミュニティーを形成し、そこに属している。(外国人労働者、ヤクザ、自治会、メディア、介護施設など)
いわば、社会の表裏を見せている。ただ、表社会がベニヤ板のような上っ面のような優…
人生の大半を刑務所で過ごした男は、暴力で彼の正義を貫いてきた。
「次は堅気」と誓った彼か娑婆で得た仲間の温かさが胸を打つ。仲間の献身で仕事を得た彼が子どものように街を駆けるシーンが涙を誘う。
彼…
一度レールから外れた人に対して社会が不寛容であるとよく言われるのは、その人を信用できないからだとか、また同じことをする可能性があるから、ではなくて、その人の更生に割くエネルギーやリソースを十分に持ち…
>>続きを読むこの映画を観終わった後、現代社会において本当は何が正義で何が悪なのかがより分からなくなったが、何故か三上が抱える様々な思いは痛いほど伝わってきて、終盤は涙が止まらなかった。
今を生きる日本人、特に…
胸を抉られると言う言葉に尽きます
普通に生きることはこんなにも難しい
社会の冷たさ生きづらさ、苦しかった
人間は一人で生きていけない、誰かの支えが必要なんだと改めて痛感しました
三上のよ…
©佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会