グリーン・ライ 〜エコの嘘〜の作品情報・感想・評価

グリーン・ライ 〜エコの嘘〜2018年製作の映画)

The Green Lie/Die grüne Lüge

上映日:2020年03月28日

製作国:

上映時間:97分

3.7

あらすじ

『グリーン・ライ 〜エコの嘘〜』に投稿された感想・評価

Mamika

Mamikaの感想・評価

3.3
サステナビリティって言葉が言葉としての意味を持っていないものになっている気がして何と言ったらいいか分からなくなる。

ノームチョムスキーのGreen Lieを不要にするシステムの構築が必要という話、Rajeev Patelのフェアトレードコーヒーじゃなかったらバーステッドコーヒーなの?子供を搾取したコーヒーなんてだれが望んでいるのかって話、がすき。

もうわたしはこういうことを悶々と考えるのがすきだと思った。どこかでどうでもいいとも思っちゃうんだけど。
momofuku

momofukuの感想・評価

3.3
うーむ、それでは、いち市民としてはどうすれば…と悩ましさが深まる感はあるが、気づきのきっかけとして貴重な作品である。
テーマ的には闇の社会科見学みたいな面白さあるのに結局そこまで突っ込めずに表面的なインタビュー垂れ流してるのがな。コレじゃあ怒れる活動家がただただ喋ってるだけじゃんよ!!!
環境に良いと企業が謳う"エコの嘘"について世界を巡り検証するドキュメンタリー。

サステナブル未来映画祭で鑑賞。

主に監督と専門家のカトリンの2人がセットで世界を巡り取材をする様子が映される。監督が能天気な発言をして、カトリンがそれを厳しく指摘、監督が渋々認める。漫才のようにパターン化された2人の会話については決められた台本がありそう、そう思うほど2人の会話は分かりやすくユーモアに溢れていて面白い。

今作も『ポバティー・インク』に続いて、エコに関心がある人ほど耳が痛い内容。環境に良さそうな商品を特に何も考えず購入し、良いことをした気になっている消費者に対して厳しい現実を突きつけてくる。

この手の映画では定番のパーム油問題。持続可能なパーム油を扱っていると謳う企業が管理している農園を確かめるととんでもない実態が露わになる。パーム油を使用している商品を買わないことはほぼ不可能に近いので、マジでちゃんとして欲しい。

ピーター・バーグ監督『バーニング・オーシャン』の題材にもなったBP社による石油掘削施設爆発事故の話も紹介されていた。あの映画では現場で働く人間の視点だったけど、今作では事件後の現地がどうなったのかを知ることができる。改めて大企業の汚さに唖然とした。

内容は真面目なものだけど、2人の会話が愉快で環境ドキュメンタリー映画にしてはかなり楽しく観られるとっつき易い作品。
他言語のドキュメンタリー本当に苦手。半分以上寝た。無知すぎて結局何が言いたいのか全然わからなくて、もっと色んなことに関心や危機感を持って学んでいかなきゃないなと思った。
緑って人に安心感を与える。持続可能なという宣伝のある商品を買うことは環境まもることに繋がるか?それは嘘で、自分で探れと言う映画が。。。

嘘にもいろいろあるね。白も、黒も、赤も、これは緑。この緑の嘘の意味は『持続可能な』または、環境にやさしいという単一の言葉に騙されて、全体像の結果を見逃しているという意味。この映画はそれを教えている。

個人的に思うがイーロン・マスクの電気自動車’テスラ、それに、ソーラパネルなどやあれやこれやと増える緑のマーク。私は持続可能なラベルの生産品をまだ見たことがないが、環境にいいと言えるものはみんな緑。それに、フェアートレードというが公正なという意味の生産プロセスではない。困った。何を信じていいか。企業の言うことは全てが嘘?騙し? 嘘じゃないとするなら、社会がもっといい方向に変わって行ってもいいんだが、、、これらの緑の環境にやさしいものを購入することで意味がある?テスラ、それは大人気、若者はテスラに乗っている。CO2を出さなく環境にやさしい電気自動車だけになったら、どうなる?インドネシアのパーム油がその証拠を見せている。森林破壊しているのに真実は緑の戦略に負けている。私たちは何ができるのか?どうすることにより自分を守れる?人々を啓蒙できる?
製作者、ヴェルナー・ブーテは環境の専門家であるカトリンと各国を旅に出て、チョムスキーや専門家の話などを聞くが。。。。正直言って、古臭いメソードで、ヴェルナーが荷物運び、それに、無知の役割をして、カトリンは賢い役割で次から次へと喋りまくる。聞くのが疲れて途中で観るのやめた。

このレビューはネタバレを含みます

Technique:
映画の構成は巧妙かつ革新的か?観ていて面白い映画か?特筆すべき映画美術の質と革新性はあるか?
→ 1.0/1.5
偶然か狙ったのか、『TOMORROW: パーマネントライフを探して』と似たような構成のドキュメンタリー。映画監督と環境活動家が世界一周航空券を使って、現場を取材する。『TOMORROW』とは対照的に、どんよりとした気持ち、「あぁこれはひどい」と思わず言ってしまうように引き込んでくる。あと、テクニカルなことを言えば、トピックからトピックへの移り変わり方上手だったと思う(石油工業取材翌日、ホテルからの移動はテスラ→テスラとリチウムの話しへ)。

Narrative:
意外な結論があるか?価値ある感情的インパクトを残すか?伏線設計などは緻密か?
→ 1.2/1.5
『TOMORROW: パーマネントライフを探して』のコインの裏の物語である。そして私たちの生活を根本から支えている、原材料の悲惨な生産状況を、取材映像ベースのエビデンスとともに示してくる。斉藤幸平の『人新生の資本論』のSDGs批判を証明するような内容である。

Positionality
映画は新しい視点や知見を提供するものか?公開当時と現在にどのような意味を持つか?
→1.3/1.5
書くこと多し...。Googleアースで記録しようかなと思う。やはり、自分の眼で確かめることが、環境問題を考える上で必要なことだと思う。フェアトレードのシステムやSDGsが浸透は、コミュニケーション戦略としては一定の成功だと思う。(一方で、世界人口の多く(南半球?)はそんなツールを使わなくても、問題が明らかなのかもしれない)。

Bonus
→0.1/0.5
斉藤幸平の「SDGsは現代のアヘンだ」という指摘
ryota

ryotaの感想・評価

-
一番見たい映画なのですが、どこで見れますでしょうか
都内で上映している所等あれば教えていただきたいです
Takeyan

Takeyanの感想・評価

3.0
勉強になった。
が、
やっぱりドキュメンタリーにも構成や編集のセンスが必要だと思う。
ぐだぐだしている。スピード感がない。
花

花の感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます

不必要に物を買わない
物、食品の背景を知る
人を非難しないで、自分のできることを考える

改めてこの3点を徹底的にやっていこうと思った。
資本主義社会で中心となっているのは実は消費者であることに改めて気づいた。でもほとんどの人は気づかない。
消費社会が普通になりすぎている、それは肉食主義に気付かず、肉食が普通になってしまっているのと同じように。気づけてよかった。
簡単に、安価で手に入るものはどうやってできている?
そしていらなくなって捨てる、またその繰り返し。
韓国が犬を食べているのを非難するのにハンバーガーは喜んで食べる。アウシュビッツや、黒人差別のことになれば必死に考えるふりをするが実際にはなにもしない。自分が被災したら支援してくれと頼むのに、自分に何も起こらなければ目を向けようともしない。
ただ自分の欲に従っていると思っているかもしれないが、実は大きな大きな手でお金をすくいあげようとしている恐ろしい人間にお金を差し出していることに気づいていない。もはや自分の欲がどうとか、便利がどうとかいうだけの問題ではない。

便利さを求めすぎて、頭を使わず考えなくなった現代

この映画は肉食のことには特に触れていないが、どのジャンルでも構造は同じ。
「企業は全て営利団体」とあったように、持続可能、ヘルシーなどと謳っていても結局は利益のことしか考えていないのがほとんど。そう謳うことで消費者の罪悪感を軽減する、消費者に良い印象を与える、そしてお金も儲ける。そんなところに何も知らずにあほみたいにお金を払うようなことはもうしたくない。

パーム油やチョコレート。
一瞬の幸福感のために誰かの住居を奪い、誰かを監禁して働かせ、地球の森を焼き、海を石油まみれにしていいわけがない。
人をとやかく言うのはもうやめる。人を指差して言うのではなく、何が伝えられるか?どうしたら伝わるか?自分には何が足りないか?なにができるか?

1人では無力だと感じている1人が沢山いる。という言葉にはとても勇気をもらった。
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