どこへ出しても恥かしい人に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『どこへ出しても恥かしい人』に投稿された感想・評価

今年デビュー50周年を迎えた異形のミュージシャン(いや、こんな言葉では括れない人)友川カズキのドキュメンタリー映画。
撮影自体は2010年夏に行われたものだが、公開が2019年だったのは監督の事情に…

>>続きを読む
酸基
3.5

以前、監督の舞台挨拶付で観た。車内で息子にとって恥ずかしさの極致みたいなエピソードが開陳され笑った記憶。車内で演奏する友川等から、カメラが離れていくシーンは魂だけが彷徨うような感覚があった。まぁその…

>>続きを読む
ラスト付近の一人の人間目線で東京の街を歩く映像がとても感動しました。
一人一人に様々な人生があり、誰一人として同じ人生がないと感じさせるシーンは本当に良かったです。

その辺の劇映画で描かれる人間なんかよりも、ずっとヤバくて面白い、過剰に「激烈たらんとする」人間がここにある。
もっとも、そういう種の映画なんていまどき流行らないのだろうし、過剰な暴力性の発露を描く映…

>>続きを読む
4.0

こんなかっこいいオヤジ、憧れます。
歌詞はブッ刺さるし、途中の高円寺のライブハウスで歌うところとかで一瞬で空気が友川色に変わるところとか、それなのに競輪で全然勝てないところとか、人間を魅せてくれてる…

>>続きを読む
日本映画専門チャンネル
無頼派。競輪に溺れるようにのめり込む。シャウト系の歌いっぷりも迫力がある。

シティポップが好きなものからすれば、ほとんど対極のミュージシャンであり、詩人だ。
一文無しの競輪場で「俺は最低だけど下には下がいる」とほざいてニッと笑う。こんなオヤジだけにはなりたくない。だけどこんなオヤジの歌声に魂を引き込まれるのはなぜだ。
茄子
3.8
モノをつくって稼ぐのは生き方としてシンプルでかっこいいと思う。
バスケ続けるか、それとも大麻吸うか。

「ニンゲン下には下がいる」
「生まれたときから途方に暮れてる。レールなんて始めからないじゃないか」

友川カズキというシンガーソングライターを初めて知った。70年代から活動していたらしい。
この人の生活は歌を唄うか、酒飲むか絵を描くか、競輪しているかのいずれかなのだが、あまりの無頼っぷりと自由さに羨…

>>続きを読む

詩人、歌手、画家などの肩書を持つ友川カズキの2010年夏に密着した音楽ドキュメンタリー。1970年代にデビューして以来、さまざまな活動を行い、中上健次や大島渚らに称賛された友川が競輪に興じる日々を映…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事