このレビューはネタバレを含みます
冒頭、罠にかかった猪を叩き伏せる場面で何が作用したのかわからない涙がたれてきて、口の中にいやな苦みを感じた。少しして吐きそうなのだと気付いた。
命をいただくということ。
わかったようなことやそれらし…
肉を食べるのにパック詰めされている肉しか見ない生活をしている身としては色々考えるところがあるのだけど、くくり罠での狩猟は直視できないと感じてしまう自分も否定できない。
罠にかかった猪を木の棒で殴打し…
日本人必見。
獣害として殺処分されるイノチ。
方や動物を愛し
自ら食する分だけ敬意を込めて
イノチをいただくひともいる。
パック詰のイノチを
食しているのにもかかわらず
動物を食べ物にする過程を…
2023-19(自宅待機⑦)
なかなか凄い生活だ。主人公は当然だが、奥さんと息子二人がたくましい。
罠で猟をする。その罠は獲物を殺傷するものではない。つまり、「とどめ」を刺さなければいけない。イノ…
■身近に鹿・猪猟をする人がわりといるので「こういうふうに獲る(殺す)、解体するんだ」と観ていたのですが、雀猟というものがあることを初めて知りました。子どもの頃、祖父が獲ってきたのを食べたことがあるの…
>>続きを読む鳥を飼っているのでスズメは特に可哀想だった。鹿や猪が増えてるって言っていたけど、人間が山を切り開いていることも、環境破壊も原因で食べ物がなく人里に降りてくるしかないことも原因だろう。そこはきちんと伝…
>>続きを読む結局、肉は旨いし食べたくなってしまう。それゆえに、僕らは常に他者の命を奪って生きている。動物も人間でも。そうした「業(カルマ)」に対して綺麗事を言うでもなく、真正面から向き合う千松さんの言葉は、重い…
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