ソビエト社会主義革命成功の波に煽られて、タジキスタン政府もその体制に変換する中(共産主義国では宗教禁止)、無謀にも家族を連れて船の出航(=イスラム信仰の続行)をさせる主人公だが、その矢先に革命の嵐に…
>>続きを読む一年半か二年くらい前に渋谷のユーロ・スペースで中央アジア映画特集とかいうのをやっていて、そこでもフドイナザーロフ監督の作品は上映されていたんだけど、そのときは時間が合わずに観ることができなくて今回が…
>>続きを読むタジキスタン出身の夭逝した天才映像作家、バフティヤル・フドイナザーロフの遺作を観る🎥
もうかれこれ3週間前くらいに観てたのに、レビュー書かないで放置してた罰でコロナになったのかも🤔
航海に出た船…
全てを失った男の、ドンキホーテ的信念と行動にひたすら涙する。フドイナザーロフは、またしても馬鹿にされ狂人とみなされた者に受難と奇跡を与える。
これがフドイナザーロフの遺作となってしまった。もっと新作…
非常にオーハラ(Очень хорошо)
5分に一回くらい濡れたおしぼりで顔拭きたくなってくる
wiki的にはアラル湖沿岸の港町モイナクが題材になっているのではということで、海が消える事自体は実…
このレビューはネタバレを含みます
アラル海が舞台。現在のように干上がる前のアラル海で大嵐にあい、妻と船員を失った船長が、数年後、海が消え、干上がった故郷に戻り、錆びついた船を海に戻そうとする。
とんでもない話に聞こえるが、映画のあ…
上映後の解説によって、見ていたものの捉え方がまったく変わってしまった。もう一度観る必要すらある。
予告でユーモラスもしくはファンタジックに見えていたシーンが切実な重さのある描写だった。
とても悲…
海が干上がり陸の孤島と化した古い漁村へ、かつて海難事故ですべてを失った男が帰還する。
アラル海縮小を背景する、陸の船を引きずり流浪する男の物語。バフティヤル・フドイナザーロフ乗り物シリーズ中で最も哀…