才女気質の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 3ページ目

『才女気質』に投稿された感想・評価

この家の続き部屋な間取りが良い。手前から、奥の部屋から、そして全体を横に移動する撮影が良い。のちに二世帯に改造した若い夫婦のキッチンとかちゃんとみたかったー。あと美佐子の店の2階も葉山良二がすぐ天井…

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『四季の愛欲』同様の毒入りホームドラマだが、こちらはもっと陽性。
小津や成瀬よろしく、旧世代の轟夕起子が娘世代とのギャップに肩身の狭い思いをする…
かと思いきや矍鑠と暴れ回ってそれを跳ね除ける。
そ…

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あんだけ不協和音を奏で続けた挙げ句、法事という重要行事で全員去んでしまうという悪夢的光景、これをリセットボタンを押す感覚で軽妙に人間関係を再構築していく轟夕起子が強すぎる。ザ・緩衝材って感じの大坂志…

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tych

tychの感想・評価

4.0

1959年 モノクロ 中平康監督作品 87分。京都が舞台 表具屋松江堂は女将 登代のかかあ天下。何でも仕切りたがり 息子や娘の結婚にも強く干渉する。夫の市松は尻に敷かれっぱなしだが 嫁さんや娘はそう…

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YAZ

YAZの感想・評価

3.6

中平康のホームドラマ観る

脚本新藤兼人
京都老舗表具店の世渡り上手で
才女気質な母と家族たちの話
轟夕起子演じる登代は夫も子供も
自分の意のままにならないと黙っ
てられない女性
夫に付いてゆく従順…

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轟夕起子がモラハラ嫁って感じで家族をバシバシしばいていくので夫を除いて周りから人がいなくなっていくというホッコリコメディ。
中平康の作家性がめっちゃ嫌いなので本作のように作家性が息を潜めた作品は好き…

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AnriKimura

AnriKimuraの感想・評価

3.5
ほんとに才女哀しや京の町…
男は出世してナンボ・女はそれを支えてナンボな頑固な母轟夕起子よ
うどん

うどんの感想・評価

3.9

ワンマンプレイヤーの轟夕起子の尻に敷かれる夫、大阪志郎。実質この二人が主人公。
クレジットはトップだった息子・長門裕之はこの二人に比べて印象が薄かったような笑

帰還兵、葉山良二がお尋ね者になってい…

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中平らしいイキりが必ずしも好きでない私にとって、これはまじで中平か?というぐらい、その辺りがほぼ顔を出さず(冒頭の二人の会話往復ごとの早いカット割りなど、悪い予感をさせたが)、全要素が的確な、自分好…

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一

一の感想・評価

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畳み掛けるような筋運びのどうってことないホームドラマで、あー面白い。役者も抜群に揃ってます。男にフラれてメソメソの渡辺美佐子が押入れから布団引っ張り出してのたうち回るのとか激・美佐子でたまらない。冒…

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