物語も不可解だけど、話の筋とは別に不可解なところが色々あって、後々尾を引く感じがある。ひらかたパークで友達と遊ぶところとか、話としては必要ないように思えるのに割と長く時間取ってたりする。最初の2カッ…
>>続きを読む視点の数だけあるアイデンティティの切り取られ方の違いや(警察で出自で判断されるシーンはきつかった)、主人公が追い詰められて鼻血を流して内面から崩壊する様が、大阪っていう土地柄やモノクロの映像とうまく…
>>続きを読むトークイベントで出演者の方も仰っていたけれど、カラフルな大阪をモノクロで撮っているという部分に面白さがあった。
フランス映画のような瞬間もあれば、大阪の色彩を感じる瞬間もある。
お洒落で変態な映像セ…
このレビューはネタバレを含みます
ラストカット、『富江(菅野美穂)』のアレみたいでギャーってなった。
安心を求め友人、警察、被害者の会に頼るもいずれも解決できない。でその後の力技に行き着くのがめちゃくちゃ極端に感じてしまうのだけど、…
【宮崎大祐監督トーク付先行上映】
SEX動画の増殖と人格の喪失。
もっとアナーキーなぶっ飛んだ映画と思ってたら、意外とじっくりじんわりじっとりと進んでいきます。
どうもそこに物足りなさを感るんです…
このレビューはネタバレを含みます
モノクロが雰囲気に合っていた。
予告動画から難解な雰囲気映画だと思っていたが、ストーリーは分かりやすく全く退屈することなく観た。
隠し撮り動画がアップされ、後に寄りの動画がアップされ出すのは、女の被…
「もしA24で映画を作る日本の監督が現れるとしたら、宮崎大祐はその最有力候補だろう。」という宇野氏のコメントは間違いないっ!
好きな監督ではあるものの、そんなに期待して良いのだろうか?という気持ち…
普段の自分ではない自分を演じる演劇学校のトレーニングは、キャメラの前での距離をおいた切り返しショットから他者の顔を接近させたズームによってアイデンティティーの不確かさを図らずも露呈させ、その相似形…
>>続きを読む©「VIDEOPHOBIA」製作委員会