このレビューはネタバレを含みます
川島雄三4本目。
群像劇だが全てが混ざり合うわけではないので、ちょっとぼやけたような印象で終わってしまった。
東京編の登場人物については、彼ら彼女らの行動理由を一々考えなくてはならない煩わしさがあっ…
男性陣のクズっぷりにこちらが気後れしてしまう。こうなると女性陣を応援してしまう。そうよ、これは女性解放を謳う物語なのよ。少々強引なラストもこう解釈すると納得できる。
北原三枝めちゃくちゃ綺麗、当時で…
観客誰もが「死ねよコイツ」と思うであろう三橋達也の所業。
まんま現代のインセルみたいな女性観を唱えていて笑ってしまった。
一時的にしろ、傷付いた新珠三千代の心を救う天使が同性である芦川いづみという…
"人情"をテーマに家族、恋愛、友情を用いて綺麗に描いた作品。
金稼ぎの為の人生ではなく、自分自身がどう生きたいのかを追求する父の考え方が素敵だった。息子圭吉のつかず離れずの恋愛や怠けがちで安住して…
腐ったバカ息子。
風船ね…。みんな風船なのかもしれない。
ローラースケートのシャンソン歌手という演出がオシャレだ。川島雄三監督らしいオシャレさ。
異国趣味、良くも悪くも西洋かぶれだ。ヨーロッパに近…
このレビューはネタバレを含みます
穏やかながらも経営者として成功を成し遂げた村上は
掴みどころのない長男圭吉と
純粋ながらも体が不自由な珠子の事を気にかけていた。
そんな中、兄を慕う珠子は圭吉がふと口にした恋人久美子に逢いに行く。
…