寺山修司の映画を思い出した。青春はあらゆる文法を無視した"意訳"の連続。自分勝手な解釈で相手を傷つけてしまう。気が狂いそうになるほど閉鎖的な世界の中で、新しい世界を開くまで。何度でも言いますが「未成…
>>続きを読む映画全体を通しての空気感と、演者たちの雰囲気がとても心地良い。鑑賞後もずっとこの世界観に浸っていてくて、しばらくはずっとブルーハーツの曲を聞いたりした。夜のショッピングモールいいなあ。閉塞的な小さな…
>>続きを読む他人のことなんて分からない。それでも、分かりたい、分かろうとしたい。
他人への想像力について考えていたところだったから、夜のショッピングモールの会話は印象に残った。副題「my name is you…
冒頭に感じた不快感はエンドロール最後の「頑張れ」まで消えることなく、辛い映画体験だった。
制服コスプレにしか見えない主要キャスト、口汚く叫ぶばかりのキャラクター、薄ら寒いギャグセンス。脚本が今の高校…
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松本穂香演じる主人公は本名とは別に「えん」と呼ばれているのだが、パンフレットを読んだら「縁」と書いて「えん」というらしい。
自分は最後まで「円」と勘違いしていた。
心の角が尖ってなさそうな雰囲気とい…
なんとなく長く退屈に感じる時間。
田舎のショッピングモール。
秘密。
夜。
誰かに出会って世界が変わる。
雨が降って水たまりができて世界が映る。
夜中から明け方にかけて観たい、そんな作品。
個人…
このレビューはネタバレを含みます
最初はありきたりな描写ばかりですこしうんざりしてたけど終盤は深みすら感じてしまった、もう戻れない眩しい日々だけどなんだか救われた気持ちにすらなる。
潰れかけのショッピングモールに大雨の夜に忍び込んで…
私には心がある。友人のあいつにも、たまたま目に映るあの人にも、見たことはないけど何処かで暮らしている誰かにだってどうやら心があるようだ。
あいつの心はところどころ解るし、ところどころ解らない。知らな…
これは「はちどり」の高校生版とも言えるし、「明日、君がいない」の日本版とも言えるかもしれない。派手で目立つ琴子は見るからに問題児だが、一見「普通」な周りの同級生はそれぞれに複雑な事情を抱えている。彼…
>>続きを読む©2020『君が世界のはじまり』製作委員会