最近流行りのマルチバースものに対する
アンチテーゼなんじゃなかろうかと思った。
あり得たかもしれない可能性、
そこにどうしても想いを
馳せてしまうけれど
結局はそんなものは存在しない。
みな選択し決…
哲学的なことをひたすら話しまくる男女のクソしょうもない恋愛、という点では確かにロメールに近いのかもしれない。とは言え、この人たちはどうしようもなく浮気と不倫を積み重ねすぎて、これはわたしの物語かもと…
>>続きを読むピアノ曲が心地よく、描かれる町の風景が美しく癒されます。
2020年カイエ・デュ・シネマ誌ベストテン第5位の話題作
青年マクシムが訪れた田舎町。
彼を出迎えてくれたのは、いとこであるフランソワの妻…
ロメールの後継者だという触れ込みの映画を観るたびに本家の魅力が際立ってしまうのでやめたい。し、どちらかと言うとホンサンスを感じた。ジラールの模倣理論を引用しながら繰り広げられるのは、誰もが惚れやすく…
>>続きを読む男と女がお互いの恋愛話を聞かせて、その過去の体験がひとつの物語として描かれ、それが直線としての構成ではなく、男の話が中断されれば次は女の話になり、また女の体験が物語として膨らんでいく。誰もが狡くてだ…
>>続きを読むロメールのファンだというのは分かるけど、緩急をそこまでつけずに語らせ続けるのはロメールイズムの解釈違いかもしれない。
カメリア・ジョルダナという人を初めて知ったけど目のやり方がすごく上手だと思った。…
『キッスをよろしく』(2007)、『令嬢ジョンキエール -愛と復讐の果てに-』(2018)など、軽妙な恋愛コメディの名手として“エリック・ロメールの後継者”や“フランスのウッディ・アレン”とも呼ば…
>>続きを読むある男女がそれぞれ、自分の過去の恋愛を回想しあう。基本、フリーの人間はいないのかというくらい、お互い浮気だったり、恋人がいても既婚者と関係したり、割り切っていたりズルズル付き合っちゃったり、とにかく…
>>続きを読む作家志望の青年が従兄弟の田舎にやってきたら留守。彼の奥さんと「作品のネタに」と互いの恋愛遍歴を語り出すと、その内にムラムラ来ちゃって肉体関係に……
綺麗な景色とクラシック音楽を背景にオサレ会話をし…