ちょっと知ったかぶって書くと、これは皇道派による革命を描いた映画。
最後に丹波哲郎がまとめてくれているように、討ち入りは単なる忠誠心のあらわれではなく幕藩体制に対するラディカルな批判なのだ。大石の謎…
松の廊下から始まるんやけど、浅野内匠頭の吉良上野介に対するあれほどの鬱憤がどこから来るのか不明なままいきなり切りかかるので、ブチっときて「御乱心」したんちゃうのん?って思ってしまう。
それはまぁ置い…
リアルタイムで見た時に
凄いフラストレーションがあった。
改めて見て、やっぱりフラストレーション。
深作演出と錦之助の演技が
見事にコラボしたとは思えない。
深作演出のダイナミズムで撮って欲しかっ…
始まるやいなや『仁義なき戦い』だったし、松の廊下からスタートしても一瞬でクソ野郎だとわかる金子信雄さすがだし、中盤の大石の描き方は適当だし、その一方でサブキャラの近藤正臣や千葉真一VS渡瀬恒彦には極…
>>続きを読む直近で見た優等生的な「忠臣蔵(1958)」と比べると深作欣二作品なだけあって血みどろ&チンピラ感が強い。松の廊下刃傷の場はカメラがグルグル切り替わり、今まで見た忠臣蔵の中でも一番迫力がある。特に討入…
>>続きを読む忠臣蔵関係の映画は、長谷川一夫の『忠臣蔵』しか観てなくて、世間的にはそちらの方が遥かに評価高いようですが、私はこちらの方が面白かったです。
お目当ては渡瀬恒彦ですが、すごい豪華キャスト。
渡瀬さん…
朝廷の使者の接待役という重責にテンパッていた浅野内匠頭が吉良上野介のパワハラに耐えかねて刃傷沙汰→当人切腹、お家は断絶という憂き目にリベンジを誓うという赤穂浪士の物語。
昼行灯大石内蔵助を筆頭にした…