ノイズが言うにはに投稿された感想・評価 - 5ページ目

『ノイズが言うには』に投稿された感想・評価

小田さん当時23歳。
後の作品と全然作風違うけど、まずこれを作ってこそ次の作品を作っていけたのかなと勝手に思ったり。
同性愛者であることの告白を二度繰り返すことの実験だが、全然上手くいってるとは思えない。カメラで捉え直すということの価値はこんなことじゃない。

小田香の処女作。衝撃の傑作である。最初は同性愛であることを家族に告白する女学生のドキュメンタリーのつもりで見ていた。やがて「カッチン」と呼ばれる主人公はもしや?と気づき、バースデーケーキの「かおり」…

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むかし大島渚が「敗者は映像を持たない」と言っていたのを思い出す。映像がもつ本質的な暴力性という意味で、平野勝之の映画にある剥き出しの迫真性に近いものを感じた。
メタ構成にした意図は理解できるが、それ…

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宮崎

宮崎の感想・評価

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ショットの切りかえ方、音声の繋ぎ方が絶妙でやばかった 語りの声の魅力
pherim

pherimの感想・評価

3.5

小田香というと『鉱 ARAGANE』の無機質さとタル・ベーラ師事の東欧的異色感、『セノーテ』授賞式等での寡黙さがイメージとして先立つ。

そのため性的少数者の告白巡る家族との交錯を生々しく描き、母撮…

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