女は女である、女性的に生きようとする開放感と自己決定感に溢れる冒頭部が実に清々しい。
その一方で男性が女性に女性的であれと向ける目線、それが嫌らしくもあり自然でもあるようだった。
全体的にコメディ…
まずアンナカリーナはひたすら可愛いし、どのシーンもコミカルで楽しかった。男女の考え方のすれ違いや分かり合えなさを断片に繋いでいくミュージカル映画。
部屋の花瓶の白バラの中に1本だけ赤いバラが混じって…
正直ストーリーはあってないようなもので終始眠かったけど、斬新な表現ばかりでこれがゴダールか、と勉強になった
ノリは完全にミュージカル映画なのに、歌は歌わずにひたすら会話でやり取りをしてるから、セリ…
2023年138本目。
ジャン=リュック・ゴダール監督作品5作目の鑑賞です。本作では出産をテーマに男女の痴話喧嘩が繰り広げられる内容です。どうしても途中で飽きてしまうなぁ。いまひとつどういう心持ち…
感情の流れが音楽となって画面から溢れてくる。
そして、盛り上がる!ってところで、
画面はパッと切り替わり、
次の感情へと移ってしまう。
その流れはずっと流れるわけではなく、
時にはスタッカートのよう…
このレビューはネタバレを含みます
恋人とずっとケンカしてる。アンジェラは拗ねたり罵ったりしてもどこか抜けてて可愛いし、エミールは基本的にふざけてて面白い。Rの発音がうますぎる。
男女の不和をコミカルに描きながら哲学的な言葉を何度も投…
テンション高めでようやく心から楽しめるゴダール作品に巡り会えたと思ったが、同じようなテンションが最後まで続いて少し飽きてしまった。家の前が映るたびに同じカップルがいちゃついているのが面白かった。やっ…
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