会話のみでは退屈に陥りそうなところアクションはじめ隅々まで演出が行き渡っていて素晴らしかった。昼ドラ的ドロドロ話も嬉しい。引っ越し直後なのもあり各部屋のインテリア細部を凝視してしまったがそのように設…
>>続きを読む音楽の入りどころが毎度ビクッとなるくらい不自然な入りかたで気になってしまった。必要以上にドラマチックな曲だったし。
綾子役が単なるワガママで病気治ってないよね、という風にしか見えず、もう少し執着す…
9:15
かつて妻を亡くした精神科医貴志。患者にはキチンと対応できているが夜には妻の幻影と対峙している。やがて患者だった綾子に救いを求めるが…
貴志はずっと誰かに依存してきたのか?そして綾子も自分の…
面白い、面白いんだけど脚本と構成のテクニカルな感じがあまりにも前面に出過ぎているのがなんとなく好きになりきれない。まあ言いがかりではあるんだけど、邦画のシネフィル系監督作品にありがちな印象を受ける。…
>>続きを読む亡くなった妻に対し思いを捨てられない精神科医と、彼に恋をした患者の女性の禁断のラブ・ストーリー。
精神科医だし、“医者の不養生”作品とでも称しておきたい。
2人とも独り身なのでそもそも禁断というの…
やや理屈っぽいかなとも思うが、グイグイ引き込まれるおもしろさ。幽霊映画でもありサイコサスペンスでもある。目に見えない事象、心の動き、人間が堕ちていく様を形として浮かび上がらせる手腕が見事。
杉野…
日本映画にしてはこってり胃にもたれそうな濃厚な味わい。
サイコドラマとしては、タイトルバックの絵画のようにいつしか心の迷宮に誘われる。
だが、基本的な疑問が浮かぶ。
滝沢はなぜ、妻の自殺の後、精神科…
閉じられた空間でポジションを変えつつ対話を重ねていく登場人物たちはそこに沸き上がるエモーションを静かに表象し、愛のまなざしに囚われた仲村トオルはラストのカットバックにおいて自らの愛のまなざしを初めて…
>>続きを読む©Love Mooning Film Partners