生きていかなくちゃ、で終わるのがとても良かった。
岡田将生が盗撮してきた人に対してキレるシーンがちょいちょい挟まれてたけど、あれは暴行で人を殺すくらいの凶暴性の示唆ってこと?
最後らへんのシーンでの…
苦手な要素満載な映画なのに、観てよかったと思えた。とっくのとうにやめたたばこを吸いたくなります。
神経質な家福さんが諸々を受け入れて向き合って乗り越えていく話だとざっくり解釈したとして、すでに乗り…
濱口監督がアフターシックスジャンクションのインタビューにて、「3時間の長尺は、それぞれの登場人物が"自然に"言葉を語り出すのには必要な時間(大意)」と仰っているのを聞いて、なるほどなあと思った。
見…
私は村上春樹の“小説”が好きで新刊が出ればすぐに買って読むし、長編小説も短編小説もエッセイも旅行記も本として出版されているものは全部読んでいると思う。多分。もちろん『女のいない男たち』も。一番好きな…
>>続きを読む丁寧に作られていて見応えがありました。尺は長いですが、個人的には冗長に感じるシーンはなく、この作品には必要な尺だったんだなと思いました。
ロケーションも素敵です。登場人物たちの言動が芝居の台詞ととて…
沈黙が聞こえる
補聴器を着けた時みたいな強調された静けさがその部屋には響いている
音はすごく自然に僕を愛しながら僕を裏切っていた
そしてあの世で申し上げるの
あたしたちは苦しみましたって
泣きま…
①面白さ4.8/5 ②リピートするか4.6/5
開始40分だけ、自分なりの解釈を書く。映画のヒントになれば幸い。
【音の脚本】
母親だった頃の自分を前世と言う。脚本を家福に語ることで一人の女であ…
舞台演出科の主人公。脚本家の妻。
ある日妻は突然亡くなり、そのあと彼が歩む人生の話。
全員が持つパーソナルスペースの範囲が広いな…。
全体的にひんやり他人行儀でゆっくり進んでいく物語展開。
ゆっく…
『親密さ』を見た帰り道は茫然としてしまった記憶があるけど、自宅で見たとはいえ、その感じはよみがえらなかったな。そっちは劇中劇に映画と同じくらい引き込まれたし、それでいて(単にバックステージものという…
>>続きを読むドライブマイカー、原作の『女のいない男たち』には、他にも「シェーラザード」や「木野」が収録されている。霧島れいか演じる音が、脚本家であり、セックスの時に夫の家福に語りかける物語はどこかまぶしい太陽に…
>>続きを読む©2021 『ドライブ・マイ・カー』製作委員会