不幸にも米掲示板によってネットミームとなってしまった漫画のキャラクター、カエルのペペ。ペペを利用したネット社会の闇とペペを作り出した温和な原作者の葛藤を描いたドキュメンタリー。
序盤に作者がポツリ…
トランプ支持者が発生した政治的、社会的な背景に関してはマル激で宮台さんが仰っていたが、それがネットミームという形で爆発してトランプ当選の一助になっていたとは知らなった。詳しくはネタバレになるが、本…
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「僕ら大人にできることは、よい手本を示すこと。難しいことだけど、いつでも自分らしく前向きにいればいいんだ」
「本来は誰もが、スマートで、いい人になる可能性を秘めているはず。僕は、シンプルで素敵な言…
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ただのキャラクターが一度ミームとして使われだしてからもはや手のつけようが無いくらい暴走してヘイトシンボルにまでなってしまうネットの怖さ
善意でぺぺを救おうとする活動よりもそれを上回る悪…
【続くバトル】
どこか寂しげで優しそうなペペの表情が、最初に引きこもりの人たちの共感を得たのだろうか。
通常、インターネットミームは、SNSや匿名掲示板のアカウントが、アレンジを繰り返したりし…
自分が描いた絵が自分とは違う思想の象徴となり、ナチスの鉤十字と同等の存在として“公式に”認定されてしまう。悲劇でしかない。
拉致され汚されてしまった自らの一部をなんとか浄化しようとする様は、洗脳され…
愉快な漫画キャラクター・ペペが作者から離れたところでネットミームとなり、ネット民の代弁者、政治利用の果てにオルタナ右翼のアイコンへと変貌する過程を描く。面白かったし、怖かった。2000年以降のインタ…
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