SLEEP マックス・リヒターからの招待状の作品情報・感想・評価 - 2ページ目

「SLEEP マックス・リヒターからの招待状」に投稿された感想・評価

深すぎて(いい意味で)裏切られた。

「SLEEP」(楽曲およびコンサート)を解き明かす映画でありながら、この映画自体が「SLEEP」として機能している、という唯一無二感。

楽曲やコンサートだけでも とんでもなく興味深々だが、リヒター本人やパートナーとの逸話から、コンサートに参加した観客の語りまで、“一生に一度の経験” 的な深淵さと穏やかなワクワクがハンパない。

この映画を踏まえた上で『SLEEP』を体験・習慣として迎え入れたら、人生観が裏表ひっくり返るほどの可能性を秘めた、稀有な一作。

SLEEPが空前絶後の存在であるがゆえ、後にも先にも こんな映画もないだろうなぁ。
目黒

目黒の感想・評価

5.0
現代は常に慌ただしく動いていて企業には都合がいいけど、一人一人にとってはそうではないかもしれない、そんな日常から離れられる空間にしたい というようなことをいっていたけど、まさにそれを求めてマックスリヒターの曲を聴いてこれを観たのでとてもよかった。
もっとはやくこの曲を知っていたら救われた人がたくさんいたのかなとも思った。

私もこのイベント参加してみたかったな~
想像していたよりもドキュメント性が強かったが、それがよかった。
dayan

dayanの感想・評価

3.6
まず音楽に感動するが、映画を観る行為と音楽を聞く行為が分断できないので、映画に感動したということなのかもしれない。映画としてのオリジナリティはないのだが、何せコンサートのコンセプトが素晴らしいので、それを映画で体験すると必然的に素晴らしいものに感じられる。とはいえ、リヒターのドキュメンタリーとしてもSLEEP体験としても「お試し版」、悪くいえば中途半端でしかないので、どうせならSLEEP公演完全収録の8時間映像でもリリースしてオールナイトでもやればいいのにと思う。(もう存在するのか?)監督の演出はちょっとテレンス・マリック風。リヒターがマリック風なのかマリックがリヒター風なのか。『アイ・アム・タレント』は気になっていて観ておらず、試しに観てみようかという気になる。
CHEBUNBUN

CHEBUNBUNの感想・評価

2.0
【癒しにノイズは要らない】
8時間以上に及ぶ癒しの体験をコンパクトにまとめたドキュメンタリー。音による「癒し」がテーマの作品の雰囲気を映画として翻訳するなら、インタビューなんてノイズは要らなかったと思う。『Tripping with Nils Frahm』のようなノイズレスで観たかった。
イチイ

イチイの感想・評価

3.0
眠りをテーマにした8時間の楽曲を、全観客がベッドに入ったまま一晩かけて演奏したライブイベントのドキュメンタリー。ロサンゼルスでの公演の様子をを中心に、マックス・リヒターとパートナーのユリア・マールへのインタビューなどで構成される。

情景描写が見事で、夜が深まり人気が消える直前の繁華街や、明け方に淡い日の光に照らされた山々などが美しく切り取られている。寡黙で言葉ではなく音楽を通して語るというリヒターの作品と十分に伍する美しさだ。稀有な場の雰囲気はよく感じられたものの、言葉での説明を排除したために説明不足の感もある。

個人的には、リヒター自身をもう少し深掘りして欲しかったところ。
藍住

藍住の感想・評価

4.0
とてもとても良かった……。
ドキュメンタリー映画というよりも完全に眠るための映画。
彼の計算通り、中盤見事に音楽とシンクロしてしまって眠りの世界へ。
それでも彼は寝ても良いんだよと言ってくれるので、安心してしまった。
こんな映画、生まれて初めて。
普段ならお金を払って観に行ったのに寝てしまった……!と後ろめたい気持ちが出てきてしまうのに、(ライブのコンセプトをそのまま引き継いでいるとはいえ)この映画には全然無い。

マックス・リヒターのパートナーのユリア・マールは難民だそうで、「難民と教会は切り離せない」という言葉が印象的だった。
そこからインスパイアされて構成を練って、会場作りをするところとか本当に発想の天才だと思う。
社会問題に触れながら、自分達なら何ができるか?と模索した結果が音楽活動であり、ライブなのだ。
「僕にとって音楽は人生を乗り切るための乗り物だ」
「人間は完璧でないからこそ最善を尽くすのみ」
マックス・リヒターやユリア・マールの紡ぎ出す言葉は間違いなく今必要な言葉たち。
音楽も本当に素晴らしいので泣いたり寝たり忙しい。
音楽と言葉の宝石箱。
8時間かけた夜と朝のリレー。
日本でもいつか開催されますように!
心が折れそうな時に引っ張り出して観たい。
眠りをテーマにした8時間に及ぶライヴ・パフォーマンス「スリープ」、2018年のロス、グランドパークにおける初めての「スリープ」野外公演を追った本作は、「スリープ」の作曲、演奏を手掛けたマックス・リヒター、および公私にわたるパートナー、ユリア・マールのインタビューなどで構成。
さらに、睡眠と音楽を融合させた「スリープ」の科学的リサーチ、脳と睡眠の関係、「スリープ」が低周波で構成した音楽であることなど、知的好奇心を刺激され、面白く、また興味深く観ることができた。
観終わって、リヒターとユリアの絆、演奏者たちの達成感の表情など、心地よい後味に癒された。
備忘録

備忘録の感想・評価

2.0
「絶対寝ないぞ!」って意気込んでたけどすやっすやだった笑
いや〜気持ちよかったな、この公演、いつか観に行くのが夢のひとつになった。なんかドキュメンタリー部分がちょっと作為的すぎでは? とも思ったけど、まあいっかみたいな。
不思議だったのは、公演にカメラが入っているんだけど、どう考えてもかなりの望遠で撮ってるはずなのに、撮影してる人の衣擦れとかため息の音とか入ってて「どうして?!マイクつけてんの?!なわけねーだろ」みたいになった。あとから音足してるのかな? それともめちゃくちゃ優秀なマイク使ってるとか?
マックス・リヒターとパートナーの関係が良さそう……と思いながら寝たような気がする笑
CD買って薄く流して、アロマとかを焚いて、窓を開けて風を感じながら寝ようと思った。睡眠って大事だよね。
磨

磨の感想・評価

3.3
「アド・アストラ」や「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」の音楽を手掛けた天才音楽家マックス・リヒターによるドキュメンタリー作品。

2018年に世界中で開催された“眠り”をテーマとする真夜中のコンサート《SLEEP》
演奏は深夜から夜明けまでの8時間ぶっ通し、その旋律に乗り観客は…

会場に並べられたベッドで寝る。
という凄いイベント(笑)

その《SLEEP》の全貌と裏側を追いかけたドキュメンタリー。“眠り”をテーマにしたライブも凄いけど、それを映画館でやろうとする事に驚愕。フライヤーに載っている文句「映画館で体験する最高の“眠り”と“目覚め”」

…寝ちゃあかんやん。


まぁ正直に申し上げると、頑張って観ていましたが2回ほど軽く意識失いました(笑)
「アド・アストラ」でもヤバかったのに、それをテーマにされたら太刀打ちできぬ…。たいへん申し訳ございません。

ただ、音楽が素晴らしいのもあるけど、妻のインタビューなど無駄な所も多かったような気もします(という言い訳)

観賞後は爽やかな気持ちだったので、この音楽は効果あったかもしれません。寝不足の時やしっかり寝なきゃいけない時はマックス・リヒターを聴きながら寝るのもアリですね。

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