アウシュヴィッツ・レポートの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

「アウシュヴィッツ・レポート」に投稿された感想・評価

ちろ

ちろの感想・評価

3.3
一番インパクトあったのはエンドロールかな……
レポートに関する描写が少なかったのが残念でした。もっと詳細を知りたかったな……
MaTo

MaToの感想・評価

3.0
仕事しろWHOではなく赤十字
フェイクニュースとして片付ける人もいるだろうけど、歴史の証言
アウシュビッツ強制収容所を脱走した2人の若いスロバキア系ユダヤ人のレポートに纏わる話。

目を覆いたくなるほど収容所の描写がリアル。

残念なのは、誰の視点で描いているのか分かりづらい(特に前半)のと、レポートに関する描写が少ないこと。

観たかったのは“コレじゃない感”が残った。
実話ということで史実を伝える為には良い映画だと思う。
が、エンターテイメントとして、物語としてはイマイチ盛り上がりに欠けてた印象。
ホロコースト系の映画は、知識(それぞれの国の人の顔、言語、文化含めて)がないとそれぞれの描写がどういう意味を持つのか分からないことが多いので、せっかく見るのにもったいない感じがする。(勉強しろ)

音が怖かった。

最後の長尺はかなり引き付けられるものがあった。
OTK

OTKの感想・評価

3.7
銃声がそんなにリアルじゃないタイプの映画。安心して観られた。敵を作って大多数の結束って手段、ナチだけじゃなくて割とどこにでも散見されますよね。
最近この手の作品を鑑賞する機会が増えた気がする。
そこまで珍しくはなかったかもしれないが、間違いなく近年増加の傾向にあるといえるジャンルのひとつだろう(他は例えば、「実写化」「続編」あたり)。今作は非常に暗くてハードな内容だった。

町の中で迫害を受けるユダヤ人を描くわけではないので、ユダヤ人の描き方がいつもと違う気がした。ダビデの星は出てこない。縞模様の囚人服はあるけれど、それよりも英語のアクセントやセリフに出てくる数字の多さにユダヤ人らしさが表れていた。

主人公の相方がメソメソぐじぐじ、観ていてイライラした。主人公が倒れたときにしか存在意義を見出せなかった。

note記事→https://note.com/amemiyahana/n/necb94cbef86a
ぽち

ぽちの感想・評価

3.0
命を懸けて収容所の実情を世界に届けた二人の勇気には心を打たれる。
ストーリーの見せ方もドラマの盛り上げ方も適切で、普通に観ることが出来るのだが・・・・・・・・・

オープニングのテロップで「過去を忘れる者は必ず同じ過ちを繰り返す」とある。これが監督の一番訴えたかったテーマで、エンドロールに被さる、様々な人の演説も「同じことを繰り返している」証拠として良い演出なのだが、ではなぜ今作を「実話に基づく物語」としたのかが疑問。

「歴史」を残したいのなら、創作が入ったこのような形ではありえない。

結局今作はこのような構造となっている。
実際にあった2人の脱走をモデルとして題材に使い、「同じことを繰り返している」現代の為政を批判している作品。

監督の目的はアウシュヴィッツの悲惨を訴えることでも、2人の勇気を賛美する事でもないわけで、そこが今ひとつ引っかかるところ。
悪くはないのだが、このような悲惨な事実を題材として使うことに抵抗を感じる。

歴史に事実を残し、なおかつ監督の訴えも描けるドキュメンタリーにしなかったことが今作の最大の敗因。
とは言うものの、映画が商品であるいじょう興行成績を上げるためにこのような形になった事も十分理解できる。
歴史を少しでも知る機会になれば、と映画館に足を運びました。
重くて苦しい場面が多く、ずっと胸が締め付けられるような思いが続きます。ふと静かな場面で気持ちが落ち着いた時、頭に浮かぶのは「たまたまあの境遇に生まれなかった自分は幸運かもしれない」という考えでした。

でも、この映画が作られた目的は恐らく、「悲惨な歴史を伝える」ことだけではないことに最後に気付かされます。
時代も人種も生きる場所も違うけれど、今を生きる私たちが目を向けるべきことがさ強く訴えられ、その訴えが心にずっと残るような作品でした。
命をかけてもたらされた事実を数年黙殺した当時の連合国、カタチを変え、すでに死に体の日本への原爆投下も然り。産業革命以降、世界は常に白人の大国の意向で物事が決められる。出来うるなら黙殺された過程にもっと迫っても面白かった。エンディングに重ねられた現実の様々な主張がリアルでした
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