英題はThe Book of Fish
舞台は1800年代の韓国。ソル・ギョング扮するチョンは天才学者でありながら天主教(キリスト教)を布教した罪で、本土から遠く離れた黒山島へ流刑される。島では罪…
流刑された1人の学者。
島の名前に「黒」という文字が入っていることから、不吉な予感に囚われ、閉じこもっていたが、島民の献身や若者のエネルギーに刺激されて、本来の好奇心を取り戻し、意欲的に執筆。
タイ…
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流刑の天才学者、チョン・ヤクチョンと誰よりも海に詳しい知的好奇心に溢れる貧しき漁師、チャン・チャンデは、互いの知識を交換し、師となり友となった。
生きる意味を追い求めた身分の違う二人の絆を、実話を…
ソル・ギョングの安定感はまあ当然として、今回ピョン・ヨハンという人の顔が良かった。稚気、野心、尊敬、嫉妬、希望、失望と、ドラマを動かすさまざまな感情を一手に担っていて、良い役者だなあと思った。
…
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師弟間の優しい関係
画面白黒学問で難しいかもと思ったが全然そんなことはなくあっという間の映画体験だった
ヤクチョンはチャンデの本土の夢を壊さないために、否定しつつも科挙に受かった後辛い気持ちになるの…
天主教迫害時代、元官僚でカトリックの学者ヤクチョンが流刑地の島で若い漁夫に出会う。学問に傾倒する漁夫のチャンデと彼は互いの知識を交換する形で師弟関係を結んで、ヤクチョンは「茲山魚譜」を編み、チャンデ…
>>続きを読む【青い鳥、空、海…そして○○○切り】
ジワりとくるヤツ。
全編モノクロの時代物だから演歌みたいに心の奥に染み込む内容。
不馴れなモノクロの違和感を全く感じさせず、何ならモノクロじゃなきゃ成立しない…