■ 自分の奥さんであるジュリエッタ・マシーナを使ったのは大いに頷ける
アッピア街道には今はいないが、イタリアの田舎、例えばヴェローナ県の街道沿いには昼間から立ちんぼがいる。どう見ても16歳ぐらいか…
“Buonasera”
【感想】
出会いの挨拶って良いよなぁ。別れの挨拶も好きだけど。おはようとか、久しぶりとか、良いお年をとか。どれも好きだ。
いかにもフェリーニらしい人生讃歌で大好きなシーンが…
フェリーニという人には、自分の奥さんを地獄に突き落として楽しむ奇妙な性癖があるらしい。映画に感情移入するということは個人的にはあまりないのだが、この映画は終始、娼婦のカビリアに感情を寄せ、彼女の境遇…
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09/2025
オールタイムベストかもしれない。
最後の彼女の表情が忘れられない。
絶望して、涙流して、それでも歩かないといけないしその中でどうしたって美しいことというのは存在する。
希望をなん…
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悲劇的な経験を幾度もくぐり抜けながらも、カビリアは人を信じ、愛を信じ、明日を信じる。
彼女は強くて、どこまでも孤独で、気高い魂を持っている。
ジュリエッタ・マシーナの演技は、もはや演技を超えた「存在…
おいおい。とんでもない映画じゃないか。
メロドラマでは終わらずに、フェリーニの強靭な映画的文体が炸裂している。
フェリーニの映画の語りは、すべてフェリーニ流のリアリズムとも呼べるような形をともなっ…