この「座頭市の歌が聞える」は、勝新太郎主演のシリーズ13作目の作品だ。
盲目で、居合の達人、座頭市のアキレス腱は、耳だ。
普段は、耳が眼の役割を果たしているが、この耳を封じさえすれば、もう両手両足…
『座頭市』シリーズ第13作。
平和な町から一転、権蔵一家の支配下となった宿場町に流れ着いた市。
少年にやくざの世界を見せまいとするものの、見るに見かねて一暴れする。
歌うのは座頭市ではなく琵琶法師。…
出鼻から天知茂!に斬られる木村玄に託される市っつぁん。琵琶法師の浜村純と茶屋できな粉餅。口のまわりはきな粉だらけ。小川真由美のセリフがどれもこれも完璧。なんのために体だいじにするのさぁ、って独り言、…
>>続きを読む座頭市の歌は聞けませんの巻
十三作目
頼まれもののために寄った宿場で要らぬトラブルに巻き込まれるお話
お話自体はある意味パターンの範疇ですが、琵琶法師に説かれ苦悩する姿が垣間見れるのは良いですし、…
話は割と普通だけど、映像の美しさ等、それを演出で補ってくる質の高さが凄まじかった。
琵琶法師も市の生き方を問い直す材料になってたり、おちょうさんや黒部さんとの絡みがアクセントになってるのも良かった…
市を惑わす琵琶法師の悪魔の囁き。
シリーズ1作目以来の、ニヒル天知との再戦も嬉しいが、お話が小粒すぎて物足りない。
太鼓を載せた手押し車に挟まれる橋上の決闘が出色。市を襲う度に鳴り響く太鼓が効果抜…