まぁ、頑張りましょう。
尾野真千子さんが会見で『命をかけて撮りました』と涙を流しながら伝えた コロナ禍に撮影された作品。
2019年世間を騒がせた東池袋自動車暴走死傷事故から着想を得たという石井裕…
法律で守られるのは被害者である庶民ではなく加害者の上級国民という現代の矛盾。
主人公である母子家庭も可哀想だが、不幸を絵に描いたような片山友希演ずるケイ···
尾野真千子の小さきもの、弱きものに対す…
本日から公開の『茜色に焼かれる』、鑑賞してきました。
とにかく溢れ出すような尾野真千子さんの女優魂を堪能する作品でした✨。
感情を抑え込んだり、吐き出したりする抑揚ある演技が素晴らしい😊
夫を事…
茜色:鮮やかな赤色
作中で散りばめられていた赤色が印象的だった
カーディガン、ワンピース、口紅
「田中良子は勝負の日にワンポイントで赤色を取り入れる」
血、怒り、情熱、愛
赤色で例えられるものは…
主役の田中良子という名前は
おそらく『82年生まれ、キム・ジヨン』のキム・ジヨンと同じように、多くいる名前という意味で付けられたのでは。
**
夫は元官僚の85歳の男の車に跳ねられ死亡。
…
WOWOW
尾野真千子さんのファン
だが、純平君目線で見てしまった
女性差別、偏見、理不尽な話、良いものいじめ
「嘘はつかないで」
ルールを守らない人間は追い出される
「責任感のない…
- まあ、がんばりましょう
田中良子が悔しさを、怒りを、絶望を、”演技”で取り繕う度に僕は唇を噛み締めた
そして血の味が滲んだころ、ふと気づく
ああ、自分も田中良子だったのかもしれない、と
今、こ…
かつてない、尾野真千子の出突っ張り体当たり演技に痺れ通し。
高齢者運転事故、上級国民無罪放免、母子家庭困窮など限界まできた日本社会のひずみをてんこ盛る石井裕也監督新作は、永瀬正敏の風俗ヤクザ、オダ…
【どうしようもない怒りを表現するのは大事だが、その怒りの矛先に正当性はあるか?】
遂に出てきた…といった趣のコロナ禍の世情を直に反映させたヒューマンドラマです。新型コロナウイルスが蔓延した現代をその…
尾野真千子さんの演じる母は、いつも「いろんな形の母性」を突きつけてきます。
母の「まあ 頑張りましょう」は、生きる事への励ましではなく、諦めの呪文にも聞こえました。
『貧しさ』ゆえに、人のココロは蝕…
©2021『茜色に焼かれる』フィルムパートナーズ