閉館が迫った岩波ホールにて。
枝を折っていくシーンだったり、奥方が語るチャトウィン像だったり、実りの多いドキュメンタリー映画だった。
パンフレットは必須だと思う。
さっそくパタゴニアとソングラインを…
"歩いてみた"世界。歩いて"見た"世界。歩いたから"見えた"世界。
ミニシアターの先駆けである岩波ホールで最後に上映されたという本作。そういった事情がなければ近所の映画館で上映されることもなかった…
外野には優しくない映画だった。リテラシー高めの一定階層の知識人たちが難解な言葉で語るのに良さそうな映画。「歩いて見た世界」はあまり感じられなかったし景色の壮大さも序盤ですっかり影を潜めてしまったよう…
>>続きを読む神保町で長年働いてきた身として
岩波ホール最後の上映作品、そして
かつて読んだ「パタゴニア」への
懐かしさから鑑賞。
とはいえほとんど内容を忘れていたので…
なかなかハマるには苦労する、手強い映画で…
岩波ホールで上映された最後の作品。
閉館に際して、この映画のテーマが妙にリンクしていた。
おばあちゃんとママが岩波の作品が好きで、映画を観るために神保町にお出かけしたな。中高も神保町にあったから放…
岩波ホール閉館の日、最終回に観賞。岩波ホールと歌舞伎町の映画館街と中央線と山手線沿いの『二番館』で育ってきた私にとって、年明けにもたらされた岩波ホール閉館の報は、自分がこれから映画館へ行く理由が皆…
>>続きを読む岩波ホール最後から二日目の昼に観た。冒頭で映画館の足跡をたどる短い映像。本編は朗読とか雪山とか使い古したバックとか、100年前にもそこにありそうなもので溢れていて、魂の汚れが落ちた感じがした。若き日…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
【記録】
監督もブルースもどちらも知らずに見た。本を読んで自分なりのブルース像を得てから見るべきだった。
作中で監督がジョークで言っているが、割と自分語り。天才と感性が近かったと主張したいおじ…