ブレッソンのシネマトグラフ的な作法を最初に確立した作品、とされてるけど、後年の作品群のような研ぎ澄まされた感じはまだなくて、普通の映画っぽいシーンもある。上手いことに変わりないが。
主人公がグズグズ…
・この詩的(と形容してよいのだろうか)な雰囲気に飲み込まれながら、信仰という形而上の存在に触れられそうな気がする
・いつしかヴィルヌーヴの『デューン』やゴダールの『パッション』で感じた感動と心地良さ…
若き司祭の苦悩。この監督の作品はいつも話が捉まえられない。
日本ではべらぼうに評価が高く「禁欲的」と評されるブレッソン監督だが、
自分好みの美女を揃えて、撮影期間中女優をしつこくベッドへ誘う裏話を聞…
まとわりつくような重い空気は一貫しており、それでいて美しく、震える程にスタイリッシュなブレッソン作品。魂の叫び。
2000年アメリカドラマ『ギルモアガールズ』にハマり(なんとシーズン7まで!)、作…
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