このレビューはネタバレを含みます
なんか感情移入するところが多くて泣けてくる映画だった。静かな映画ではあるけど、たぶん響く人にはどんどん心に迫ってくると思う。
田舎町に派遣された司祭。本当に良い人なんだけど、純粋過ぎていつも真剣だ…
神の体と血をいただいたところでどうにもならん、もっと科学(?)に頼れ!ってことなのかなとか思っちゃったけどそれ私が2020年代を生きる20代の人間だからなのかな
割とわかりやすい演出が多いとは思った…
ロベール・ブレッソン監督作品。
初めてロベール・ブレッソン監督作品をみた。
正直、理解できたのは1%ぐらい。背伸びしてみてしまったことは否めない。
事前情報について。
ロベール・ブレッソン監督は…
このレビューはネタバレを含みます
ブレッソンらしい救いのない状況が淡々と続いていく。ただ物事を静かに観察するのみという、ブレッソンの作風が完成された作品とのこと。
教区に赴任してきたばかりの若い司祭の、聖職者としての意識と村人から向…
主人公の神父は儚げながらも存在感があり独特の魅力を放っています。彼をはじめほとんどの役者に素人俳優を起用したと知って驚きました。
劇中に2人の少女が登場します。
純粋さの中に覗くコケティッシュさ、…
私も「線が細そう」と言われて少しそのことを気にしたことがあったが、その時はむしろ褒め言葉じゃないかとポジティブに捉えることにした。
線が細い、ということは他人の気持ちを考え慮ることのできる人間だと…
司祭の信仰における期待が悉く裏切られ続けるものの、神からの答えはない。窓越し/扉越しのショット、二人乗りにおける流麗なカメラ回し、美しすぎるロングショットやキマリまくった画による司祭の行き交いに目が…
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