マリとユリに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『マリとユリ』に投稿された感想・評価

トリュフォーっぽい百合でシャワーシーンとかあざといとは思いつつグッときてしまう。こんな感傷的なのに湿っぽくなりすぎないのすごいし場面転換速くて良かった。クローズアップのリズムとか、簡単に切り返しにい…

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yz
4.5

人間は本来的に孤独でどうしようもないところさえあるが、それ故に他者と共に在ること、その先にあるものが刻まれていて感動的。

また、他者と共に在ると言う時に、社会に虐げられてきた者たちの連帯という繋が…

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4.2

少女 成人 中年の女性が
1人の男に翻弄される
当時のハンガリーでは
女性の立場はこんな感じ
だったのだろう。。

マリとユリが飲みに行った
バーでの男性の視線
机の移動の仕方が
めちゃくちゃ怖かっ…

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4.3

あのマリとヤノーシュにまた会える!…って誰なんだい?この監督の前作「ナイン・マンス」の主人公カップルだよ!(←というトーンの作品ではない)
マリとユリ、正反対の2人、共通点は女ってこと。私も女として…

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メーサーロシュ・マールタ監督作品。
これはオールタイムベスト作品のひとつにしたいと思います。

工員寮の責任者を務めるマリと工員として働くユリ。ユリはアル中の夫・ヤーノシュと関係が良好ではなく…

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女工ちの寮母で責任者であるマリと、この寮でいつも問題をおこしているユリ。彼女の夫はアル中で、娘ジュジを寮に置き去りにしていってしまう。
見かねたマリは規則に反して寮の自分の部屋に二人を住まわせる。

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このレビューはネタバレを含みます

マールタユニバースの集大成に思える。
老いと若さの対比と女性としてのシンパシー。
ここでも若い女性に会い主人公は変化を迎える。
仕事・子育て・女。全ては手に入ることは難しいことでもあるし、手に入れた…

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初メーサーロシュ・マールタ。

なんとも辛気臭いドラマのはずなのに、行間たっぷりに、観る者に人生の振り返りや想像を促す絶妙なテンポ。
ドキュメンタリー畑出身もさもありなん。
画面に映るモノにあざとさ…

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4.4
この映画は隠蔽された葛藤を顕在化せしめ、発信者と受信者の距離を零に還元し、その差異を廃棄する。この映画において、彼女が語る「個人」は、社会に抑圧される女性たちの代名詞たり得るのだ。
m
4.4

このレビューはネタバレを含みます


役者が魅力的。

ナインマンスを観たとき、あのカップルだ!と驚き。ナインマンスでは二人の出会いが描かれているが、こちらは数年後の二人を描いている。

ユリとヤーノシュのずぶずぶ感。なんで別れないの…

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