ジャンヌダルクというとリュックベッソン監督作品しか見たことがなかったが、こちらは戦いを終え審問部分だけを描く
ジャンヌの顔に終始画面が寄っており、その苦悶に歪む表情が印象的
史実では19歳とされ…
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96年前の映画で、丁度サイレントからトーキー映画に変わりゆく頃。この作品トーキーにしたかったみたいだけど、トーキー用の撮影環境や設備が拷問かってくらい使い勝手悪すぎるのをバビロンで見たからサイレント…
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先日、映画好きな同僚から紹介され劇場で「ミカエル」「奇跡」「あるじ」と3作立て続けに鑑賞してすっかりFan!になったカール・テオドア・ドライヤーの4作目。。。
本作も素晴らしかった。。。
白黒無声映…
100年近く前の白黒でサイレント映画の作品だけど、いまみても意外と古臭い感じがそんなにしない それにしてもたかだか宗教の違いで19の女子を大人が寄ってたかって言いくるめて、しまいには火炙りにして殺す…
>>続きを読む無声だからこその迫力、リアリティがある。しかも実際の裁判記録を元に映画を作成してるという事で、まぁエンタメ性は皆無に近い。しかしこれを見るには予備知識が無さすぎた。ジャンヌダルクが火刑で処刑された…
>>続きを読む誰が観ても一目瞭然「顔」の映画。ここまで執拗に顔面のどアップを、小皺の一本一本、細かい凹凸に至るまで捉えた映画というのは滅多にお目にかかれん。それに応えて主要キャストはもちろん、端役、エキストラも強…
>>続きを読むジャンヌは約90分間ずっと泣いているし、なにこの映画、終始クライマックスじゃん…。個人的には音楽無くても全然観れたな…と思っていて、消音にして観たいくらいだった。ジャンヌの功績すら描かないストロング…
>>続きを読む実際の裁判記録をもとに脚本が書かれ、ジャンヌを英雄視せず、あくまで尋問調書から読み取ることができる1人の人間として描いているのが本作。ジャンヌvs.他全員の構図はとても息が詰まります。「迫真の演技」…
>>続きを読む「IMDbのTop250作品を下位から観ていく」キャンペーンの一環。
今回は221位の本作。(順位は鑑賞日当日のもの)
なんだか色んな作品があるもんやな、と感心。
このランキング追ってなかったら一…
鑑賞したドライヤーの作品の中では最も琴線に触れ、サイレント映画の中でも特に印象深い作品。
日本でも数多のマンガやアニメの題材になり、劇画化され親しまれきたジャンヌ・ダルクの神話。
そんな彼女を勇敢…
(c) 1928 Gaumont