序盤から早々に描かれる妄想の世界に引き込まれる。そして奥さんの暴れっぷりと、ホラー映画のような展開にワクワクした。
でも次第に、ぶつ切りのエピソードに頭がついていけなくなり、仕事帰りの疲れた頭は、回…
ロシアの地方都市を舞台に、インフルエンザにかかったペトロフと彼の家族が、高熱に浮かされる中で、現実と幻想、記憶と妄想の境界が崩れ、次第に日常がシュールな光景へと変貌していく様子をマジック・リアリズム…
>>続きを読むインフルエンザを絶賛発症中の男が狂気の日常を徘徊する冒険譚。奥さん最強。
ここまで潔く狂った暴力を描いた物語も久しぶり。「常識」や「倫理」は存在せず、みなその場の情動や衝動に基づいて互いを非難し排…
ロシアにおけるマジックリアリズム(magic realism)、もしくはマジックリアリズム的な作品として、僕のなかで最初に思い浮かぶのは、やはりニコライ・ゴーゴリ(1809 - 1852年)になる。…
>>続きを読む「ザ・スチューデント」のキリル・セレブレンニコフ、前作の狂気がラディカルだったのに対し、今作の狂気は混沌とカオス。
夢遊病のような映像と繋がりそうで繋がらないシーンの連続にはこちらまで頭がボーっとし…
夢の中でだって会いたいひとと、ほんとうに夢の中で会えたとき、わたしはきっと現実でそうするのとおなじように、静かにおなじベッドの中で朝を待つとおもう。ほかには何もしない。だって大事なものはぜんぶそこに…
>>続きを読むまあまあ長めだったけど、場面が何度もくるっと変わってなになにどういうこと⁈とへんに集中して観れたかな。ちょっと理解に時間がかかりましたが。
みんな何かの病み状態だし現実、妄想、依存が絡まってのジャン…
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