パリ13区に投稿された感想・評価（★4.1 - 5.0）- 7ページ目

性描写の時間が多いが、美術館で素っ裸の銅像の芸術品を見ているような感覚だった。十文字以内で言うと「エロく感じない。」
エミリー、アンバースウィート、カミーユ、エミリーの四人の人間模様が中心だが、カミ…

滑り込みで、今年最後に気になっていた作品を。

原作は日系アメリカ人 エイドリアン・トミネの3つの短編から。アメリカで創られた物語がフランス"パリ13区"に舞台を移し、価値観も人種も異なる若い男女が…

ポスターに「つながるのは簡単なのに 愛し合うのは難しい」と書いているがまさにこの一言が全てを物語っている。セックスするような関係でも必ずしも愛し合えている訳ではないし、肉体関係を持たないからと言って…

パリに暮らす人種も違う3人、自身が抱える性の問題を通して人生に向き合う。
同じモノクロ映画の『カモンカモン』やNetflixの『ローマ』にも通ずるけど、また違う哲学的なメッセージ性を感じた心に残る作…

パリに行ったことないんでわかんないけど、現代のパリに暮らす若年層のリアルな生活を覗いたような気持ちになった。

ニューヨークを題材にした作品と比べると、なんか人生に余裕があるようにも感じる。

パリ…

沁みる。どこでどう誰と生きるか、何をシェアして何を秘めるのか。寛容さというよりニュートラルのギア。人物の配置が素晴らしい。zoomでデート、マッチングアプリで男たちをスワイプして嘆いてからの、アナロ…

やだぁ、超良かった。
ラスト20分ゾクゾクした。

心の機微、の描き方が生々しくて、エロいんだけど全然嫌じゃなかったのは編集？がお洒落だったからなのかな。
音楽も良いし。

ノラとアンバー・スイート…

都会的な空気を瑞々しく描いた美しい作品。

ねじれ、もつれ、込み上げる複雑な感情に戸惑い、苛立つ。そうやって少しずつ自分を理解して、他者を思う余裕が持てたときに辿り着いた言葉のシンプルさに胸打たれま…

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