大島渚と山田風太郎のコラボって、あったんだという感じですね。加賀まりこが主人公の妄想で出てくるのが怖い。小沢昭一も怖い。ホラータッチだ。「愛の亡霊」以前にこういった作品やってるんですね。しかし内容は…
>>続きを読む監督・大島渚と原作・山田風太郎という異色の組み合わせ。
かつて家庭教師をしていた少女から結婚式の招待状が届いた男性だったが、二人の間にはただならぬ因縁があった。
ある事件をきっかけに大金を預かっ…
片想いの女性の為に殺人まで犯すようなイケてない男が物凄く遠回しにフラれる話。
失恋(勝手だが)した非モテ男が思わず大金を得て、「何をする‥?女だ!」って迷わず決めるのが思わず笑ってしまった。
行…
【退屈な悦楽なんて】
DVDにて。大島渚1965年の作品です。
結論から言えば失敗作でしょう。1時間半ほどの作品ですが、見ていて退屈してしまいました。
筋書きは、青年(中村賀津雄)が愛する女(…
色々な不条理ドラマを詰め込み過ぎて失敗したなあ。かつての家庭教師教え子の清純令嬢を悪の手から影で救い殺人まで犯したのに報われず娘はそんな事も知らずに他者の花嫁になってしまう虚無感、そこへ現れた公金横…
>>続きを読むサラリーマンの脇坂(中村嘉葎雄)がかつて家庭教師をしていたころの教え子である匠子(加賀まりこ)を密かに愛し続けていたことでさまざまな出来事が起きてしまうサスペンスタッチの映画。
女、金、女、金、女…
かなりネガティブ思考の主人公が大金を手にして放蕩する行為は、あか抜けぬ人間不信の堂々巡りに陥ってしまい、報われぬラストで締めくくる。アイロニーな彼の人生は色欲に惑わされる若さの象徴なのか、あまりに薄…
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