ダルジュロってどこかで聞いたことあるな、と思ったらあがた森魚さんが名乗ってるやつか。テンポの良い会話と何処を切り取っても美しい画は映画のお手本のよう。登場人物への共感がゼロでも不思議とするする観れて…
>>続きを読む子供というには少し大人びている青年達からはタイトルの真意をなかなか掴みづらかったけど、「中国の村」を根城としてからその意味がようやく分かった。
空間の変化に伴い、姉弟の想いも爆力魔破。
というか「特…
恐るべき子供たち、というのは昔は二人だけの閉鎖的な空間に閉じこもる姉弟の姿を修飾する言葉なのかと思っていたけれど、今回観てみると、恐るべきと表現しうるのはエリザベットとダルジュロスぐらいで、あとは善…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
エリザベートとポールの姉弟の話。ポールは胸が弱く、学校を辞めることになり、二人は部屋に閉じこもる。二人の友達のジェラールとアガットも一緒に住むようになるが、ポールとアガットが恋仲になりそうになるのを…
>>続きを読む雪合戦冒頭シーンとラストが綺麗にリンクする発想がこの上なく美的センスに溢れていると思った。
「美の特権は絶大で、美を認識しない者にも働きかける」ジャン・コクトーの朗読が夢遊病的・幻惑的な世界を広げ…
凄まじい映画。姉の狂気と子供達の外界との断絶。姉弟の耽美でありながら官能的な境界を越えるような、ザリガニや牛乳の演出。
大豪邸のどこからもアクセスできない部屋に自陣を構えるポール。語りはコクトー自ら…
コクトーが原作・脚本ということで期待していた。うーん、最後の30分だけあれば物語として成り立つ作品。
室内では「あ、カッコいいショットだ」と思うものも多かったが、街に出た途端にブレブレのパンとかば…
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