このレビューはネタバレを含みます
原作小説にはジャン・コクトーによる多くのスケッチが添えられてる。この映画の衣装や大道具、小道具はそれを忠実になぞっているようで、原作者の醸成しようとした雰囲気を存分に楽しめた。どうやらコクトー自身、…
>>続きを読むゴシック調の雰囲気、緊張を高めるようなピアノ、高尚なナレーション、2作目にしてメルヴィルの感性が全方位に炸裂という趣。
原作者コクトーがメルヴィルを指名したらしいけど、前作「海の沈黙」の詩的な語りの…
破壊の神殿に住む精霊たち エリザベットとポールを操り絶対に上手くいくはずのない不条理は倍増していく
ストライプのバスローブと壁紙が重なる上を姉弟の髪が波を打つ
コクトーが手を加えると鏡の向こう側…
原作は学生の頃読んで、かなり引き込まれた記憶がある。ストーリーもざっくりは覚えてる。
何回か出てくる市松模様の床を捉える空中からのショットが良くて、特にラストの急に突き放すような客観空中ショットは…
恐るべき「子供たち」
ってなってるけど
恐るべきなの姉ちゃんだけじゃね
姉エリザベートがど迫力。
(特に後半の伝聞役の件)
前半はこれでもかこれでもかと
いうばかりにヴィヴァルディが
鳴り響い…
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