リラの門 4K デジタル・リマスター版に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『リラの門 4K デジタル・リマスター版』に投稿された感想・評価

3.8

予告編で観たダニー・カレルのあまりの可愛さにやられて鑑賞。

ジュジュのお人好しのろくでなし感がもうもどかしくなってしまう一方、芸術家が一線引いた接し方を通すところがちょっと救い。
バルビエが最後ま…

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4.0
「お人好しのろくでなし」。このコピーの解釈一致度。ルネ・クレールはボンクラが物語の中心に居るから良い。

2024/06/30 1回目
やす
3.7

主人公のジュジュが、働かずにタダ酒を飲むし、フォアグラ盗むしで、なかなかのロクデナシさん。

警察に追われてる犯人を成り行きで音楽家の家で匿うことになると、
優しい音楽家の友だちより、
ロクデナシの…

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4.0

役立たずのロクデナシは酒に溺れて苦しみを紛らわす、セーヌ川の水がワインに変わればいいと…。

しかしロクデナシの描く絵空事は儚い夢だとしても、其の姿は虚しくも美しい人間のロマンチシズム。


全ての…

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HK
3.5

アマプラ配信終了間際のルネ・クレール傑作選2本目を観賞。
こちらは初期の代表作の1本『巴里祭』から25年後に撮られた後期の代表作とか。
やはりパリの下町の人間模様を描いた人情喜劇・・・いや、こちらは…

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飲んだくれと芸術家が、指名手配中の男を匿うことに。
ろくでなしのくせに居酒屋の娘や、もっとろくでなしにやつにも優しい男。ジュジュよ、なぜ人に優しいんだ。
Evans
3.6

「分け合うこと」

逃亡犯を匿い、尊敬、親しみを抱きながら、最後には裏切られてしまう物語

誰の役にも立てていないと悲壮感漂う男が、見出した光は逃走犯を匿うことだった。

◆今回の事件で1番迷惑を被…

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【ろくでなし、ロクデナシを匿う】

直前に同監督作『巴里祭』観てたから、また酔っ払い出てきた!と歓喜 ⍢⃝笑
初期作品からいきなり円熟期の作品観たから当然かもしれないが本作は冒頭から物語に入り込めた…

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3.6
純粋だからこそ、素直に愛していたからこそ、不器用な主人公が最後の最後に自分の意思で自分の正義を貫く。
全体を通して間違っているが、不思議な友情と愛情を感じられる作品だった。
NM
3.5

このレビューはネタバレを含みます

ストーリーはシンプル、だけど噛めば噛むほど味が出そうな作品。
仕事もなく酒が好きな男が、逃亡犯を匿ううち生きがいにも似たものを見出すものの、やがて破綻のときが来る。
主人公の、自分に自信がなく芸術家…

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