今回はアルモドバルから、ここで何度書いたか分からないぐらい「先人の罪はなかったことにしてはならない」と投げかけられた過去の内戦下での出来事。
父や夫という男性の影がやや薄くもなるアルモドバル十八番と…
予想外!
色々詰め込まれ過ぎてて考える事多すぎ!! (好き)
自分と血が繋がってなくても育てていれば愛着わくし愛しくて尊いし、育ててなくても自分の血の繋がった子の命が無くなるのは辛くて悲しくて切な…
凄い映画、凄い物語だった。
これまで長年アルモドバル映画を観てきて、おもしろいなとは思っても、共感できる部分はあまり無かった。でも、今回は映画に出てくるたくさんの女たちの一端に自分も繋がっているよう…
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アナの若さゆえの無知・残酷さを徹底させて
、もっと激しい愛憎のドラマにすることもできたが、監督は選ばなかった。圧倒的な歴史の悲惨さの前で、緩やかに人びとがつながり、佇むラストを選んだ。そこを中途半端…
先に町山解説を聞いていかないと、この映画の本質はわかりませんでした。
解説って大事だと改めて思いました。
美人すぎるペネロペはやはりノーメイク風シーンが少なかったですね。
アナ役のミレナ・スミッ…
産院での新生児取り違えをきっかけとして交錯する母性、恋慕、友情。内戦の記憶と記録が時代を超越する「愛」の力を鮮明にする。ミスリードを誘う演出や物語の主軸が振り子のように行き来する複雑な構成は巨匠たる…
>>続きを読む血か愛着か、ではなく血も愛着も、の映画だったと思う。もっと言えば「自分も子どもも」の映画であったと思う。
最近、特にアジア圏だと思うが取り違えの物語は結構あるイメージで、父が見ている韓ドラではしょ…
このレビューはネタバレを含みます
前日に観た『ある男』とはある意味で同一だしある意味では寧ろ対照的と言えるかもしれないテーマ。人から人、特に女性から女性への歴史の継承。過去から連続しているものとの分かち難さ。何度も反復される扉の開閉…
>>続きを読む円熟のアルモドバル監督の作品。
大らかにやはり女性を見守るような、その眼差しが好き。
そしてスペイン内戦。描かずには終われない、そんなカルマすら感じた。
ジャニスがアナに打ち明けたキッカケも含めて"…
© Remotamente Films AIE & El Deseo DASLU Iglesias Más