いつの世も、人の数だけ正義があるのだと思い知らされる。
この世に正解がひとつなら、争いは起こらないと。今の世界情勢に重ね合わさずにはいられない。
音楽がよい。モノクロの映像に合う。
とにかく家族が…
忘れられない一本となった。日常を切り取っただけの、凝縮された98分間。少年バディの目線でベルファストの一員となる。何も知らないようで子供はよく見ていて、ささいなことも感じ取り良いことも悪いこともスポ…
>>続きを読む状況は異なるが、生まれた場所を離れて生きる身としては、人と場所(それに伴うカルチャーなど)の視点で見てしまう。紛争下、当たり前の日常を営む事の難しさや願わない変化、人の死が混濁して描かれている。定点…
>>続きを読む愛が詰まった映画。
素晴らしかった。
家族、故郷、映画、演劇、恋愛。
なんかすべて愛おしい。
・
おじいちゃんとおばあちゃんとの会話が、
可笑しくて、可愛いくて。
「ハッキリとした答えがないから、紛…
『ベルファスト』はとてもパーソナルな作品だ。
私が愛した場所、愛した人たちの物語だ。
byケネス・ブラナー
1960年ベルファスト生まれの彼
9歳の彼(バディ)が経験した
1969年8月のあの日
…
地方出身者の自分にとって、
残る者、出る者のテーマは結構身近。
18、25歳で出る者を経験した自分。
出る時のあの複雑な気持ち。
やはり難しい。
シングストリートもそうやったなぁ。
アイルランドと…
いろんな意味でタイムリーな今作は監督を務めたケネス・ブラナーさんの幼少期の記憶を映像化した自伝的物語になっています。
実際に起きた悲劇を題材に扱っているのですが、この映画の凄いところは子供からの目線…
監督/ケネス・ブラナー
出演/ジュード・ヒル(主人公・バディ役)
カトリーナ・バルフ(母親マー役)
ジェイミー・ドーナン(父親・パー役)
ジュディ・デンチ(祖母役)
キアラン・ハインズ(祖父役)
…
渋りに渋って、
今年に入ってからは
どの作品にもつけていなかった
2022年初の星5を
満を持してつけようとおもう。
3/30現在、
2022年度暫定No1の1作。
いまの自分の状況も相まってか
恥…
沁みました。ケネス・ブラナー監督の作家性、ここに極まれり。ベルファストを舞台に、宗教対立という激動の時代を過ごした少年期を軸として家族と自身のルーツを辿ったドラマ作品。暴力と苦難が連鎖する中にあって…
>>続きを読む© 2021 Focus Features, LLC.