裁判で人の命の値段を決める男。目的は平等ではなくて決めて次へ進むこと。9.11を担当することになるが相当大変。数が多く生活状況が違いすぎて、遺族はもちろん感情的に。
弁護士は善意の為でも伝わりにくい…
9.11のテロの被害者遺族に補償金の値段を決める仕事を引き受けた弁護士の物語。実話。
それぞれの年齢や年収で補償金の額が変わるため、遺族から批判され悩みながらも真摯に向き合う姿に感動した。
命の値段…
こういう真っ当なアメリカ映画を残していきたい。
通勤電車から311を知る演出、壁一面の音楽コレクションと犠牲者の調査ファイルの比較によって手堅く映画を積み立ていく監督のファンになりました。
数字…
世のため理解され難い立場を引き受けた姿勢は凄く尊敬します。
一筋縄でいかない状況で、考え方を変えて、結果として多くの人を救うことになったんだと信じたい。
計算式が悪いんじゃなくて、その根底に敬意が…
2025年24作目
『ワース 命の値段』は、9.11後に被害者補償を担当した弁護士ケネス・ファインバーグの実話。
命の価値を計算式で示そうとする姿勢と、その無機質さに苦しみ、遺族に直接会いに行く姿が…
久しぶりのマイケル・キートン、それにスタンリー・トゥッチが渋く脇を固めた骨太映画。これが実話だというのが驚き。マイケル・キートン演じるケンがこの役割を、しかも無償で引き受けた理由が、本当に高尚な動機…
>>続きを読む■9.11の被害者補償基金を担当した弁護士の話
実話系だし、かなり忠実に描かれてるっぽいですね。
■まずこの職にフォーカスした映画ってのがまず斬新で面白い。
「命を値段を決めるスペシャリストの話」…
同じ法に携わる者として凄く感慨深い作品でした。そもそも完璧な法律や条件を作るというのは不可能で、だからこそあえて解釈で類推適用できる曖昧さも残しつつ、一方で人権を守るために線引きもしなくてはいけない…
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