絵も音楽も良い意味でぼんやりしてて眠ってるみたいだった。恐怖を表す絵は禍々しさがあるのにキュートで癖になる。美しいなと思いながら眺めてるとテキストに邪魔されてぷつんと途切れてしまう感覚があまり好きじ…
>>続きを読む字幕の表示の下にシークバーがあって、あとどれくらいで字幕が消えるのかがわかって優しい。
深そうな言葉や意味深そうなアニメーションの連続。
エンタメというか芸術作品。
コップのふちでわちゃわちゃしてる…
人生は進んでいく、旅のようだとわたしたちはなぜか思っている。どうして進んでいると思えるのか。
わたしは旅をしながら停滞するということが、よく分かるように思う。今のわたしがまさにそうだから。ありと…
途中から目が釘付けになったというか、スクリーンが釘付けになったというか。
映像の中の世界と私たちがいま過ごしている世界と神さまの世界と、何が違って何が同じなのだろう。確かな何かに出会えそうで、でも何…
思考実験
不思議な音楽にのって、様々な"北"が断片的に描かれる作品。
今作に物語はない。次々と映される不思議な風景の中で、奇怪な"何か"が"何か"をしている。そして時折、意味深な短文が挿入される…
目の前の大きなスクリーンに映し出される像の向こう側に、私自身の記憶を幾度もみた。
観客はイメージの連なりから、各々の連想を広げる。隣に座る人と同じものを見ていながら、実は全く違うものをみているかも…
『幾多の北』と三つの短編
「幾多の北」
雨の日の室内で寝転がっているような暗鬱とした心地よさで夢とうつつの狭間へと誘い込まれる。
寓話的な文と画が何かを風刺するかのように流れ去っていくけれど、それ…
日本でトップのアニメーターのお一人と尊敬する、山村浩二監督のアニメーション作品。明確なストーリーがあるわけではなく、詩とそれにまつわるイメージの映像で紡がれていく。「文学のヴィジュアル化」という言葉…
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