● '8/上旬〜『名匠 成瀬巳喜男の世界』名画座上映
(初公開: '67 11/18〜)→
〇'05 8/26 DVD発売及びレンタル
『成瀬巳喜男 THE MAST…
冒頭から暗示されていたように最初から結末の見えていた物語だったけれど、やっぱり二人がくっつけなかったってのは、いい。成瀬は視線に語らせるから見ていて結構わかりやすい。強烈な引きの画が印象的だった。
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全体を通して至るところに死のイメージが散りばめられた映画だった。運命に対して生というものはどれだけちっぽけなものか。青森の自然の美しさまでもどこか残酷に描かれていた。
それにしても、ラホールってどん…
被害者の妻と加害者の男性というよくある設定だが、この映画がはしり?
幸せの絶頂だったときに夫を亡くす。子供の流産、義理の両親からの冷たい仕打ち。義理の姉の不倫。
そんな中でもひたすら優しく、義理堅い…
このレビューはネタバレを含みます
1967年。 監督は成瀬巳喜男。
交通事故で夫を亡くした妻(司葉子)と、その加害者の男(加山雄三)がダメなのに惹かれあっちゃうメロドラマ。
冒頭からセリフを上手く使って状況説明していくテンポのよ…
このレビューはネタバレを含みます
憎しみの相手である加害者を嫌いだったのに、中盤から突然好きになるような印象を受けました。展開が急転直下すぎる感じでした。
いかにして、常識や理性のようなものを突破して愛する旦那を殺した相手を好き…