刑務所での労働から逃げ出すため、異常者を装って精神病院へとやってきたマクマーフィ(ニコルソン)。だが、その精神病院は刑務所以上に規律に縛られた場所であった…というお話。
精神病院にいる人たちは皆無…
このレビューはネタバレを含みます
全体に緊張感があり、引き込まれる作品やった。
精神病院にやってきたマクマーフィーがどんどん周りを惹きつけて信頼を得ていく。
彼には偏見とか先入観がないし、常に真っ向コミュニケーションで周りが翻弄され…
アメリカン・ニューシネマの1つ
ネイティブアメリカンの死生観「生と死の境はなく、魂が肉体を持っている…」
つまり最後のチーフの行動は救済であるということ。
心を閉ざしていたチーフは、マクマーフィ…
アメリカン・ニューシネマと言えば、無軌道で反抗的な主人公が狂う/死ぬ/心が折れて絶望する等の結末で虚無感のある後味を与えてくるが、本作の結末はマクマーフィ(ジャック・ニコルソン)の印象的な顔芸でそれ…
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