昔々、アナトリアでの作品情報・感想・評価

昔々、アナトリアで2011年製作の映画)

Bir Zamanlar Anadolu'da

製作国:

上映時間:157分

3.7

『昔々、アナトリアで』に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

稀有な傑作。ただし、一度見ただけでこの映画のすごさのわかる人は限りなくゼロに近いのではないだろうか。

冒頭部分では3人の男が酒を飲みながら談笑している。うち二人は殺人事件の容疑者とされる兄弟で、犬…

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Frengers

Frengersの感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

英米圏でのonce upon~というタイトルによるあり得たかもしれない過去を描くというスタイルとはまた別に、冒頭の遺体探しから遅々として進まないプロットと解決しない事件。30分ほど過ぎたあたりで初め…

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Shaw

Shawの感想・評価

4.7
09.08.2023
02.10.2024

これは今後も見続けていきたい一本。現代映画でデジタル撮影なのにまるでタルコフスキーを見ているかのような。ジェイラン最高傑作はいまだにこれじゃない?
Omizu

Omizuの感想・評価

4.3

【第64回カンヌ映画祭 グランプリ】
『雪の轍』ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督作品。カンヌ映画祭でグランプリを受賞、トルコ・アカデミー賞では作品賞など10部門を独占したという。日本では劇場公開されず、…

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もた

もたの感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。死体探しを延々と見せる割に映画的にはもっと重要な主題があるらしく…検事と医師の会話がなぜか『古畑任三郎』見てるみたいでうけた。
theocats

theocatsの感想・評価

2.0

難解?単純?忍耐力が必要なトルコ長編映画

ユスフ三部作の一つでトルコ映画の洗礼は受けていたので、本作も序盤から同様の雰囲気を感じる。
ストーリーに商業映画的技巧を凝らすことなく、あるがままの事象を…

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SekoiFali

SekoiFaliの感想・評価

2.0

このレビューはネタバレを含みます

<記録>
カンヌ国際映画祭には悪いんだけど、よくわからん。

トルコの風景が見られたのは、よかった
一人旅

一人旅の感想・評価

4.0

第64回カンヌ国際映画祭グランプリ。
ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督作。

トルコの鬼才ヌリ・ビルゲ・ジェイランが2011年に手掛けたサスペンスで、遺棄された遺体の捜索に当たる人々の姿を見つめます。

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事件の真相に迫っているようで迫っていない。何気ない会話が多く物語の具体的な輪郭が掴めず少し難解な作品ではありましたが淡々としたショットや環境音がジワジワと染みてくる。
検事とドクターの会話が印象的で…

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美しく静かに紡がれる157分の物語

S・クレイグ・ザラー監督のバイオレンス無し版て感じ?

バイオレンスな描写や衝撃的な出来事は何も起こらない。
これはもうその事後のお話。

でも全く飽きさせない…

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