“目は口ほどに物を言う”
あるブルジョワの一家
傷ついた父親
鬱屈とする母親
踏み出せぬ娘
能天気な息子
寡黙な家政婦
ギリギリで保たれていた均衡は
一人の男の来訪で崩れ落ちていく
パゾリーニら…
このレビューはネタバレを含みます
太陽がいっぱいやサルトバーンの系統と聞いていたけど、それらよりも寓意的。
特に説明が無いまま青年と住んで狂わされ、青年を失って変化する。
ハマれなかった。
時折挟む荒れ地のシーン。詩の言葉。空を…
テレンス・スタンプが人生で一番艶めかしい輝き放っていた瞬間をパゾリーニが余すことなくフィルムに焼き付けた秀作。やっぱ、パゾリーニに美男子を撮らせたら誰も敵わないよね。
あらすじを読んだ時はビスコン…
パゾリーニ作品は幾つか観ているが、観念的で解り難い作品の一つだと思う。監督自身の共産主義思想に基づくものなのだろうか。テレンス・スタンプ演じる美青年(プロレタリアの象徴?)の出現と別離により、ブルジ…
>>続きを読む若い頃のテレンス•スタンプ初めて観たワイルドなかっこよさ。
まず最初、映像に対して重いおどろおどろしい音楽が合ってないところが何これー?って思ったんですけどこれからこの家族に起こる不穏さを現わして…
2024年05月04日Amazonプライム、無料配信。
傑作とされる映画。
なぜ傑作と評されるのか考察。
ブルジョア階級の裕福ととプロレタリアの貧しい労働者との格差と本質的な幸福をなんとかして表現…
このレビューはネタバレを含みます
むかーし見たけど再見したぞ!
パゾリーneyな不条理を楽しんだ。
むかし見た時はわからなかったけど、娘はアンヌ•ヴィアゼムスキーだ!ゴダールの妻①。
テレンス•スタンプがブルジョワ家族を秒で魅了…
Ted Curson『Tears for Dolphy』の気だるいホーンが耳に残ります。もう誰も覚えていないギャロの『ブラウン・バニー』のサントラにも入ってましたね。謎めいた闖入者によって自身の内側…
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