一体この映画は何なのか。
宗教映画なのか、洗脳映画なのか。
裕福な4人家族の前に突然現れた見慣れない青年。
なぜか家族4人は彼に魅了されていき、好意を持ったり急な性癖に目覚めたりといった症状が。
…
あるブルジョワ一家が1人の青年との出会いによって崩壊していく・・・みたいなストーリー。
あらすじだけだと分かりやすそうだが実際観てみると、淡々としていて、セリフがかなり少なく、「このシーンは何を意…
怪演と言ってもいいテレンス・スタンプが演じる魅惑の青年は1時間もせずに舞台をあとにする。まるでそれからがこの作品の本番でもあるというように……
アンチキリスト的な主題を追求した味があるが、その実は、…
このレビューはネタバレを含みます
めちゃムズい……けど、解放感がある!
⚠️以下、長文・超個人的感想です!悪しからず🙇
とあるブルジョア一家は、絵に描いたような、もはやブルジョアの概念の体現が生きてるみたいな家族
その描写の時…
「狂気に溺れる」
1人の青年をきっかけに愛と狂気へと導かれ堕ちていく家族を描いた作品
青年の例えることが出来ない魅力に導かれ、自らの欲望を見ることが出来、家族は次第に狂いだす。また自らが、狂うこ…
ブルジョワジー批判と宗教的示唆に富んだ難解な映画ではあるものの、あらすじのようなオム・ファタール映画として観るのもコメディチックで面白い気もする。あそこまで一家の「性」的欲動を駆り立てる青年があまり…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
神は気まぐれ。そんなことを突きつけさせてくる。
ある男が裕福な家庭に飛び込んできて、帰っていく。
この男のせいで家族の人生が右往左往していっていまう。
おそらく彼は神の使いだ。何かするという訳でも…
再鑑賞
レビューは普通版にも記載
以下レビュー
パゾリーニの資本主義社会への痛烈な批判を感じる作品。
ブルジョワ家庭に突如として聖なる面持ちの青年が来訪する。その家庭に棲みついた青年は家族…
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