全てアーカイブ映像で構成された映画だ。
バビ・ヤールなんて初めて聞く地名だった。
知らなかった。そんなことがあったなんて。
映像の力って凄い。
歴史の隠蔽や改竄が行われても映像があれば暴ける。
しか…
アーカイブ映像を繋ぎ合わせて再構成したドキュメンタリー。これだけの映像が残っていることに驚かされる。
キーウ近郊バビヤール渓谷での虐殺。
戦後50年間隠されていたホロコースト。1941年に2日で3…
これだけの記録映像が残っていることがまず凄い。音は後付けなのか?
第三帝国とソビエトの狭間で翻弄された小国の悲劇だという目線で観てしまったので、鑑賞後にロズニッツァ監督がウクライナ映画アカデミーから…
この監督の作品を色々見てると、だんだんこれがただの記録映像というわけではないということがわかる。
つぎはぎであっても構成と見せ方で与える印象は全く異なる。
彼の中の悪を告発したいという気持ちが、後半…
ナチスドイツによるウクライナにあるバビ・ヤール渓谷でのユダヤ人の大量虐殺を、全編当時の記録用映像を使用し、ドキュメンタリーとして構築している。わずか2日で3万人以上が大量虐殺されたという悍ましい事件…
>>続きを読むやるせない
バビヤールで脱がされた服、靴、貴重品が散乱するあの異様な光景
実際の爆撃音、戦争裁判の証言
ナチスの兵士たちの公開処刑
痙攣してる兵士、指笛を吹いて喜ぶ市民たち
特に抵抗もなく、連…
©️Atoms & Void